「頭良くなる薬」厚労省輸入規制 個人でも処方箋必要

「頭が良くなる」「集中力が高まる」との触れ込みで販売されている医薬品やサプリメントについて、厚生労働省は21日までに、医師の処方箋や指示がなければ、個人輸入を認めない規制を始めた。頭痛や意識障害など健康被害が報告されており、脳の血流を活性化させるなど25種類の成分を含むものが対象となる。

 同省によると、規制対象となる成分は、てんかん薬や抗うつ剤、注意欠陥多動性障害(ADHD)治療薬などに含まれる。「脳の機能を高める」などと宣伝、輸入代行業者を通じて販売されており、「スマートドラッグ」とも呼ばれている。

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