「11104(いい年)」の小切手も 伏見稲荷で賽銭開き

 商売繁盛の神様として知られる京都市伏見区の伏見稲荷大社で4日、正月三が日の賽銭(さいせん)を数える「賽銭開き」が始まった。
 今年の三が日の参拝者は昨年より約3万人多い約276万人(同大社調べ)。境内約50カ所から集められた賽銭箱を、白衣姿の銀行員らが仕分け台の上で開け、大量の紙幣や硬貨を手早く数えていった。中には「11104(いい年)」「1129(いい福)」といった縁起を担いだ金額の小切手や、当たった宝くじや馬券なども。すべての集計に約5日かかるという。
 「これらはそれぞれ参拝者の思いの結晶。今年こそ良い年になれば」と同大社は話している。

タイトルとURLをコピーしました