成人年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正案が24日、衆院本会議で審議入りした。
読売新聞社はこれに先立ち、成人年齢引き下げに関する全国世論調査(郵送方式)を実施した。引き下げに「賛成」と答えた人は42%で、「反対」の56%を下回った。年代別でも全ての年代で「反対」が5割を超えており、国民的理解が深まっていないことがわかった。
政府・与党は同法案を今国会で成立させ、2022年4月に施行したい考えだ。成立すれば、約140年ぶりの成人年齢見直しとなる。
今回の世論調査は3月13日~4月18日、全国の有権者3000人を対象に実施し、1936人から回答を得た(回答率65%)。16年に20歳以上を対象に実施した調査では「賛成」45%、「反対」54%、18、19歳対象の調査では「賛成」35%、「反対」64%だった。