「Koboパーク宮城」に愛称変更

宮城県と楽天野球団は31日、プロ野球東北楽天の本拠地・県営宮城球場(仙台市宮城野区)の愛称の命名権(ネーミングライツ)について、球団親会社の楽天(東京)と契約を更新し、愛称を「楽天Koboスタジアム宮城」から「Koboパーク宮城」に変更すると発表した。契約は2017年1月から3年間。契約金は年間2億100万円で、県25%、楽天野球団75%の割合で配分する。
今季は球場の左翼席後方に公園「スマイルグリコパーク」を新設し、野球場では国内初となる観覧車を設置するなど施設を大幅に整備した。
愛称に「パーク」を入れ、球団が球場の魅力を高めるために推進してきた「ボールパーク構想」を反映。楽天の子会社が展開する電子書籍サービス「楽天Kobo」がブランドとして浸透してきたと判断し、「楽天」を外した。
村井嘉浩知事は31日の定例記者会見で「ボールパークとして広く愛されている。多くの県民になじんでもらえるよう、積極的にPRしていきたい」と語った。

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