日中なんだか眠くてたまらない……というみなさん! 睡眠時間どのくらいとれてます?
厚生労働省が発表している「健康づくりのための睡眠指針2014」によれば、“個人差はあるものの、必要な睡眠時間は6時間以上8時間未満のあたりにあると考えるのが妥当”との見解が示されています。
とはいえ、30~40代で、働き盛りの上に子育て真っ最中という人だと、自分の自由な時間を確保するのもままならず、やむなく睡眠時間を犠牲にしている人も多いでしょう。
眠い目をこすりつつ、夜中まで家計簿をつけたり、仕事や子どもの学校に必要な書類などの整理をしたり、テレビを観たりと、するべきことはいくらでも……。
しかし、十分な睡眠がとれないと、さまざまな健康・美容上の問題が発生してきます!
今回は、海外の情報サイト『Safe Bee』の記事を参考に、睡眠不足がもたらす弊害の数々をご紹介しましょう。
■1:感染症にかかりやすくなる
季節の変わり目はとくに、体調を崩して、感染症などにもかかりやすくなります。「すぐ風邪引いちゃう……」という人は、もしかしたら免疫力が弱くなっているのかもしれません!
毎日、ちゃんと睡眠をとっていますか? ある研究によると、1日7時間以下しか睡眠をとらない人は、それ以上とっている人よりも、なんと3倍も風邪を引きやすいそうです!
■2:ダイエットが成功しなくなる
「ダイエットしているのに全然痩せない……」と悩んでいる方、もしかしたら、目の付けどころが間違っているのかも……!
ハーバード大学の研究によると、睡眠時間を十分にとらないと、ストレスホルモンの“コルチゾール”の分泌量が増加。このコルチゾールが、人々を過食に招く悪の根源となる可能性が高いそうです!
睡眠を十分とれれば、代謝を含む体全体の機能やエネルギーもアップして、ダイエットの成功につながりやすくなるのです。
■3:“セックスレス”になる
「最近、すっかり“レス”になっちゃって……」と悩んでいるご夫婦も多いのではないでしょうか? いくら精力が付くものを夫に食べさせても、睡眠が足りないとレス生活は続いてしまうかも!
睡眠時間が足りないと、男性ホルモン“テストステロン”の分泌量が減り、レスにつながっていくそうです。それに、睡眠不足でイライラしていると口論も多くなり、それどころじゃなさそうですね。
ラブラブになりたければ、まずお互いに睡眠をたっぷりとって、ホルモン分泌とムードの改善を図りましょう!
■4:脳の働きが悪化する
寝不足で起きた翌朝、「頭がボーッとして集中できない……」という経験をしたことのある方は多いでしょう。
職場でも集中できず、会議中に居眠りしたり、仕事が終わらなかったりでまた残業、そして夜更かし……などというサイクルにハマったら、元も子もありません。
きちんと睡眠をとることで脳の働きは改善し、記憶や学習能力の状態も整えられ、朝スッキリ目覚めることができるそうです。また、睡眠不足でうつになりやすいという研究結果もあります。
子どもも大人も、昼間きちんと脳を機能させるためには、しっかりとした睡眠をとることが第一です!
以上、睡眠不足による健康上の弊害についてご紹介しましたが、いかがでしょうか? 夜更かししがちな人は、今夜から就寝時間を30分早くすることを目標にしましょう!