「9.11」「3.11」……数字「11」に隠された謎 日本の異常気象を聖書から読み解く

この秋、竜巻とみられる突風被害が全国各地で勃発している。9月2日午後2時過ぎ、埼玉県越谷市や千葉県野田市で竜巻と見られる突風が発生。屋根が吹き飛び、ガラスが割れるなどの被害が出た。重軽傷者が64人、建物被害は1,000棟を超えるとのこと。
 そのわずか2日後、9月4日午後1時頃、矢板市を始めとする栃木県各地でも竜巻と思われる突風被害が相次いだ。矢板市では、約600世帯が一時停電。同日、三重伊勢市や高知県宿毛市でも、竜巻とみられる突風が発生し被害が報告されている。
 近年の日本国内で確認された竜巻発生数は、平均して一年で約20個と言われている。竜巻発生率が年々増えているように思われるが、昔とは観測状況が違うため、一概にはそうとも言えない。ただ、人命にかかわるぐらい強烈な被害をもたらす竜巻が増えていることは確かである。
 竜巻だけでなく、近年の日本は明らかに天災のオンパレード。
 記録的猛暑、ゲリラ豪雨、集中豪雨、噴火、地震、津波そして、竜巻。なぜ、ここまで天災が増えているのだろうか? これは単なる自然の猛威とでも言うのであろうか?
■気象兵器「HAARP」の存在
「HAARP」(ハープ)という名称を聞いたことがないだろうか。高周波活性オーロラ調査プログラム(略称HAARP)は、アメリカで行われている高層大気研究プロジェクトで、電離層の観測を行っているとされている。しかし、陰謀論者の間では、米軍の気象兵器として有名である。
 現在、「HAARP」の施設が世界二十数カ所にあるとされている。「HAARP」は、マッドサイエンティストのニコラ・テスラの技術を応用したもの。テスラは、交流送電システムなど20世紀の技術の基礎を気付き、あの発明王エジソンをも超えるといわれるほど優れた科学者だったのだ。
そしてテスラは、莫大なエネルギーを生む高周波の振動を発生する装置を開発することに成功していた。1898年、実際にニューヨークの新聞記者の前で、2トンの鉄の塊を粉々にする実験も行った。そして、出力を上げれば「地球でもりんごのように真っ二つにできる」と述べていたという。
 このニコラ・テスラの技術を応用してできたのが「HAARP」なのである。
 「HAARP」は、大気圏にある電離層に向かって高周波ビームを照射して撹乱させ、天候を自由に変えることができるので、台風や竜巻を起こすことも可能。
 また、活断層の場所に高周波ビームを照射して、電子レンジの原理でそこに含まれている水分を電磁波で温め沸騰させ、爆発を起こして地震を発生させることもできるのではないかと言われている。
 そしてこの要領で、軍事施設や潜水艦を破壊し、建物の中にいる人間までも殺すことができるとも。
 もし、これが事実ならば、天災を装った恐るべき破壊兵器だといえる。
 実際に、今まで世界各地で起こった巨大地震「スマトラ沖地震」「ハイチ地震」「ニュージーランド地震」「阪神・淡路大震災」「東日本大震災」などは、「HAARP」によるものではないかという陰謀論も出ている。
 だが、「HAARP」の怖ろしいところは、ほかにもあるのだ。それが、“マインドコントロールが可能”だということだ。
■「HAARP」に脳を破壊される!?
「HAARP」を使用して、人の脳に電磁波を照射することで、催眠状態から覚醒状態まで意識をコントロールすることができるそうだ。さらに、恐怖から快感といった感情を操ることもできれば、幻覚も起こすことも可能なのだという。
 最近、日本では「アイスクリームケースの中に寝っ転がる」、「ピザ生地を顔に貼り付ける」、「商品のソーセージを咥える」などといった、眉をひそめるような悪ふざけをした写真をバイト店員がツイッターやフェイスブックに投稿し、炎上する事件が相次いだ。しかし、もしかするとこれらの事件も「HAARP」で脳細胞を破壊され、正常な判断ができなくなったためなのだろうか……というような陰謀論を考えてしまう。
今回の埼玉・千葉などで起きている日本の竜巻が仮に「HAARP」によって作り出されたものだとすれば、いずれ首都を狙うためのデモンストレーションなのかもしれない……。
■なぜ、日本ばかりに災難が!? 日本人が狙われる理由
「HAARP」による攻撃であるとすれば、なぜこれほどまでに日本は狙われなければならないのだろうか?
 それは、日本人は古代イスラエル人、つまり本物のユダヤ人の末裔とされているからだといわれているのをご存じだろうか。
 聖書の民・古代イスラエル人がどこに消えたのか歴史上の大きな謎であったが、その有力候補として日本が挙がっているのだ。
・旧約聖書に書かれた日本人「ミ・ガド」の秘密
『旧約聖書』には、「イスラエル12支族」のうち10支族が消えたと記されているが、そのうちの1つが日本人なのだという。
 そして、この失われた10支族の1つに「ガド族」がある。ガド族の名前はヤコブの7番目の息子、ガドから来ているのだが、その息子の名前が「ツェフォン」。ヘブライ語で発音すると、「ニッポン」という音になるという。さらに、天皇を表す帝は「ミカド」と発音されるが、「ミ」はヘブライ語で~出身という意味がある。つまり「ミ・ガド」となり「ガド族出身」という意味となる。
 つまり、正真正銘のユダヤ人の血を組む日本人(神の子)を滅亡させたいと考える悪の存在が日本を危機に陥れている可能性があるというのだが……。
 ちなみに、実は、処刑を逃れたイエス・キリストは密かに日本に渡って来ていたという伝説がある。
 その証拠に、日本にはキリストの墓があるとされており、青森県新郷村(旧戸来村)ではキリストの墓があり、毎年、慰霊祭「キリスト祭」が行われ、国内外から観光客が押し寄せる。
■最終決戦ハルマゲドンは日本のことなのか!?
 『新約聖書』のヨハネの黙示録によれば、ハルマゲドンとは神と悪魔の最終決戦が行われた地の名称といわれている。終末の世界に身の毛もよだつ災いが人類に降りかかり、神と悪魔の決戦の後、イエスが降臨。そして、選ばれし善人だけが救われ、愛と平和に満たされた1000年王国が創りだされるというものだ。
 
 人類は現在、ほんの一握りの闇の世界権力者によって支配されているといわれている。
 ある陰謀論では、闇の世界権力者がキリストの終末思想とからめてハルマゲドンを意図的に起こす可能性があるという。
 ハルマゲドンを起こす理由として増えすぎた人口の削減計画があるという。そして、目障りな本物の「神の子」である日本人を抹殺しようとしているのではなかろうか……?
■Xデーはやはり11日?
  彼らは数字にこだわる特徴がある。ちなみに、昨年大規模な被害が出た茨城県の竜巻発生日は、5月6日で足すと11。今回の埼玉・千葉の竜巻発生日は、9月2日で足すと11。
 それ以外にも、9.11アメリカ同時多発テロ事件、3.11東日本大震災……。
 ゆえに、11とつく日付、合算して11となる日付には、特別な何かが隠されているのかもしれない。『旧約聖書』の「モーセの十戒」で、モーセは十の戒律を神から授かった。ゆえに、11はそれに反逆する意味なのだという。
 次々と襲いかかる天災、南海トラフ地震、富士山噴火など危惧されることは多々ある状態だ。最終決戦の日は迫ってきているのかもしれない。
(白神 じゅりこ)

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