「NGリスト、トイレ性加害」報じたNHKが一番騒がれたくない「理事がジャニーズに天下り」蜜月体質

ジャニー喜多川氏の性加害問題のため、2度にわたって行われたジャニーズ事務所の記者会見。10月2日に行われた会見では特定の記者を指名しない「NGリスト」の存在が露見し、波紋は広がるばかりだ。 【思わず二度見】オーラがすごい…!タッキー&三宅健「短パン&ビーサン」バカンス写真 1度目も2回目も同じ外資系コンサルティング会社が担当したというが、会場では女性スタッフがNGリストを小脇に抱えているのがバレバレ。しかも、ネット上にそのリストが流出するなど、危機管理のコンサルとは思えない杜撰さを露呈してしまった。 そんなNGリストの存在を真っ先にスクープしたのがNHKだった。 「4日にNGリストの存在をいち早く報じたNHKには、ネット上などでも“よくやった”“これぞ公共放送”などの喝采の声が上がっていました。実際に民放各局や新聞社も後追いする形で、このリストの存在を一斉に報道しました」(ワイドショー関係者) ジャニー喜多川氏の性加害問題から端を発した今回の騒動。2日の会見では“ジャニーズ”という社名の変更やマネジメントや育成のための新会社設立など、それなりに改革案を示していた。 信頼回復への第一歩となるはずにもかかわらず、このNGリストの存在が発覚したことにより、ジャニーズへの信頼はさらに墜ちた格好だ。 またNHKは9日放送の『ニュース7』において、NHK局内にあるトイレにおいてジャニー喜多川氏から複数回性被害にあった男性の証言を報じている。放送によれば、男性が高校生だったころ、東京都渋谷区にあるNHKでおこなわれたダンスの練習に参加すると、ジャニー氏に男性トイレに連れていかれ、5回ほど性被害があったという。 「NHKといえば、他の民放以上にジャニーズとの蜜月ぶりが問題視されていました。その最たるものが、大河ドラマや朝ドラなどを手掛けてきた一般企業では“役員”の立場である若泉久朗元理事が、‘22年にジャニーズ事務所に顧問として“天下り”したことでしょう。 しかも、9月27日に実施された稲葉延雄NHK会長の定例会見では、一部の記者から若泉氏がジャニーズ事務所からのハワイ旅行接待を受けていた疑惑などの質問が出ましたが、NHK側は回答を拒否。調査を行う考えも無いとコメントしています。“超・蜜月ぶり”が露見すれば、収拾できないほどの“爆弾”を抱えていますからね。だからこそ、“NGリスト”や“トイレ性加害”などを報じることで、自身のスキャンダルから国民の目を逸らさせているのではないかと揶揄されていますよ」(スポーツ紙記者) 民放ではジャニーズタレントの出演する番組にCM出稿が見送られるなど、影響が出始めている。だが、最も戦々恐々としているのは、“みなさまの受信料”で成り立っているNHKなのかもしれない――。

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