有名洋食店『たいめいけん』の三代目・茂出木浩司氏が26日に自身のアメブロを更新。“大切なお店”の取り壊しを前に心境をつづった。
この日、茂出木氏は「今日も日差しが強く、熱中症に気を付けたいと思える1日です。水分補給は、まめに行ってくださいね!」と呼びかけ、「せっかく天気が良いので、お店の前で写真を撮りました!」と店先で撮影した写真を公開。
続けて「たいめいけんも今年で創業89年」「初代、二代、三代と受け継がれてきた私にとって、沢山の想い出のあるお店です」としみじみ述べ、「そんな大切なお店ですが、日本橋の都市開発の為にお店は取り壊されてしまいます」と取り壊しが予定されていることを説明。今後については「一度、日本橋室町の方で仮店舗で約5年ほど営業をおこないまして、今のお店の近くで新しく立て直したビルで営業を再開します」と明かした。
また「取り壊しは、年内中に行われる予定」だそうで「想い出の場所なのでこの場所でまだまだ営業したい気持ちでいっぱいです」と正直な気持ちを吐露。「無念では有りますが、より良い街になるよう都市開発に協力をして街づくりに貢献していきたいと思います」と前向きにつづり、ブログを締めくくった。
この投稿に読者からは「日本橋もどんどん変わっていきますね」「せつないですね」「寂しいですが、新しいお店で、歴史作ってください」「取り壊し前にまた伺いたいと思います」などのコメントが寄せられている。