『カリメロ』CGアニメで復活 テレ東で10・7スタート

 いつも卵の殻をかぶった黒いヒヨコの「カリメロ」がCGアニメで復活することが9月1日、わかった。同日に都内で行われたテレビ東京・BSジャパン10月編成説明会で発表された。10月7日よりテレビ東京系で放送開始される(毎週火曜 後7:30~7:45)。
 「カリメロ」は、イタリア人漫画家パゴット兄弟とイニャツィオ・コルナギによって1963年に生み出されたキャラクター。日本では1974年に日伊合作で第1期アニメが放送され、次いで1992年には第2期アニメがテレビ東京で放送されて人気を博した。
 強い正義感の持ち主のカリメロ(CV:朝井彩加)が、天真爛漫なガールフレンドのプリシラ(CV:大久保瑠美)、無鉄砲で楽天家のジュリアーノ(CV:菊池こころ)、トラブルメーカーのピーター(CV:櫻井トオル)らと、秘密基地の取り壊し計画や町に落ちた隕石をめぐる騒動など、身の回りに起こるちょっとした問題、ハプニングを解決しながら成長していく姿を描く心温まる物語。
 今回、日本、フランス、イタリアの国際共同製作の新作として3度目のアニメ化。シリーズ初のCGで、ほのぼのとしたカリメロの世界観を美しい映像で描き出す。菅沢正浩プロデューサーは「かわいいキャラクターたちはもちろん、彼らの暮らす街や風景はとてもおしゃれなデザインと色使いで絵本のような映像が展開されています。見たことのある、知っているキャラクターだと思うなかれ、新しくて美しいカリメロをご堪能ください」と太鼓判を押した。

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