『タレント人気度上位20』。

c3c38_196_2c53ade5_fb0d2200.jpeビデオリサーチによる『テレビタレントイメージ2013年8月度調査』の結果が発表された。『男性タレント人気度』ではガリレオ効果もあってか福山雅治が初の1位を獲得する“実に面白い”結果となった。『女性タレント人気度』では1位から3位までが前回と変わらず、3期連続不動を守る安定した人気ぶりを見せている。また、男性では嵐の櫻井翔がトップ10入りを果たしてアイドルとしては珍しい結果となった。
株式会社ビデオリサーチが年2回実施する『テレビタレントイメージ調査』の第82回調査(2013年8月度)の結果がまとまった。今回注目すべきは『男性タレント人気度上位20』の結果で、絶大な人気を誇りながらこれまで1位に選ばれたことのない福山雅治(前回4位)が前回1位の阿部寛を抜いて初めて1位になったことだろう。そのため、前回2位の明石家さんま、3位のイチローも順位を1つ下げている。福山が強豪3人を一気にごぼう抜きしたのはやはりドラマや映画での活躍が影響しているといえそうだ。
一方で『女性タレント人気度上位20』では1位 綾瀬はるか、2位 浅田真央、3位 天海祐希の上位陣が前回と変わらず、しかも3期連続順位が不動という状況なのだ。特にアスリートでありながら2位を維持する浅田真央の人気の高さには驚く。
また、同調査ではアイドルが名を連ねておらず、男女共にAKB48やSMAPといった人気グループのメンバーさえも20位内に入っていない。そんな中で、男性タレントで嵐の相葉雅紀が17位(前回16位)と健闘すれば、櫻井翔は圏外から10位へと躍り出た。彼もまたドラマや映画での活躍が影響していると思われる。
他に男性タレントで初めてトップ10入りしたのはお笑いコンビ・さまぁ~ず(8位)とフォークデュオ・ゆず(9位)となっている。また、女性タレントではモデルやバラエティで活躍するローラが前回の圏外から6位とトップ10入りを果たしており、小泉今日子も圏外から12位に躍進を見せた。
12位に選ばれた小泉今日子は2004年2月度以来のトップ20圏内となり、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』に出演していることから久しぶりに人気が上昇したようだ。
同調査は、2013年7月27日(土)~8月4日(日)に、東京駅を中心とした半径30km圏で、満10歳~69歳の男女個人に実施された。有効標本数は1130人(男性タレントに対して565人、女性タレントに対して565人が回答)。タレント人気度とは、そのタレントについて『非常に好き』『やや好き』のいずれかに回答した人の割合である。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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