『ピンクのショウリョウバッタ』発見! 捕獲したのは“12歳の虫好き少女”

『RBCスクープ投稿に』視聴者からのメッセージと共に珍しい昆虫の画像がー。 山内結花ちゃん(12)と琉星ちゃん(10)が2月4日に、那覇市の大石森公園でピンク色のショウリョウバッタを発見した。 【写真を見る】珍! 『ピンクのショウリョウバッタ』発見! 捕獲したのは“12歳の虫好き少女” 通常だと体が緑色か茶色のショウリョウバッタですが、琉球大学博物館の学芸員によると、ピンクの個体は突然変異で緑色系の色素が発現しないことが原因と言われていて、ピンクのショウリョウバッタは非常に珍しいといいます。 結花ちゃんと琉星ちゃんが、家族で那覇市の大石森公園を訪れたのは2月5日の昼前。2人で飼育しているカマキリの餌となるバッタを捕獲するためでした。 草むらの中でバッタを探していると、結花ちゃんが発見したのは何と『ピンクのショウリョウバッタ』でした。 山内結花ちゃん「ピンクだー!って興奮した。ネットで見たことあってこのバッタはレアじゃないかなって」 そもそも本来、ショウリョウバッタが緑や茶色なのは、天敵に見つからないように同化するための色となっています。今回発見されたピンクの個体は自然界で目につき、捕食されやすいとされ、生き残ることは難しいといいます。 結花ちゃんは幼いころから、クワガタを幼虫から成虫にまで育てるなど大の虫好きで「顔もかわいいし、一生懸命に自分の力で生きているところがいい」と話しています。 これからも色々な虫の採取をしていきながら、研究など虫に関わる仕事をしていきたいと話していました。 またピンクのショウリョウバッタはどうするか尋ねるとー 山内結花ちゃん「育てたいと思っているけど、カマキリも育てているから、お父さんが何ていうか(笑)何とかして育てたいと思う」 自身の虫への愛情を小学校の友達から共感されない時もあると、笑って話してくれた結花ちゃん。虫好き少女の今後の活躍に期待です! 【記者MEMO】 沖縄県内では去年6月には金粉をちりばめたような、体長4センチほどの「オキナワノコギリクワガタ」の亜種が発見されています。自然豊かな沖縄で、次はどんな珍しい昆虫が確認されるのでしょうか。

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