1996年の放送開始から23年、レギュラー放送終了から17年が過ぎた今もなお、全国に根強いファンを持つ、HTB北海道放送のローカルバラエティー『水曜どうでしょう』の最新作がついに完成したことがわかった。
【写真】高畑充希&安倍首相&大泉洋の笑顔がまぶしいセルフィー
今回の“旅”の行き先は? 気になる企画内容と、その全貌は? 10月4日~6日、同じく6年ぶりに札幌で開催される『水曜どうでしょう祭2019』会場(さっぽろばんけいスキー場)と、最終日の6日に全国47都道府県の映画館を結んで開催される「ライブ・ビューイング」で、放送に先駆け先行上映されることも決定した。
2016~17年にかけて、出演者やスタッフが公式サイトやSNS、さまざまなイベントの場で撮影開始を匂わせる発言をし、そのたびにネットニュースを賑わせてきた『どうでしょう』の最新作。13年10月2日~14年1月8日に放送された前作「初めてのアフリカ」シリーズ(全13夜)以来、6年ぶりの作品となる。
“今回はロケを何回も積み重ねているらしい”“2018年には放送されるらしい”()されなかったけど…)“久しぶりに4人だけで旅に出たらしい”などと、2年以上にわたり熱心なファンの間でさまざまな情報や憶測が飛び交う中、その真実は長きにわたり、厚いヴェールに包まれてきた。
テレビ・映画・演劇と今も幅広い活躍を続けるミスターどうでしょうこと鈴井貴之、全国放送のドラマで主演を務めるなど今や押しも押されもせぬ国民的俳優へと駆け上がった大泉洋、そして独特のキャラクターと奇抜な発想力・演出力で
番組をけん引する二人のディレクター陣・藤村忠寿と嬉野雅道。この男ばかりの4人からなる「どうでしょう軍団」が放つ、6年ぶりの最新作がいよいよファンの前にお披露目される。
■『水曜どうでしょう祭2019』最新作、先行上映
詳細は特設公式サイト
http://matsuri-dodesyo.com/
※入場にはチケットが必要で、チケットはすべて完売となっている。
■『水曜どうでしょう』について
1996年10月から2002年9月までHTB北海道テレビ(ローカル)でレギュラー放送された深夜バラエティー番組。ミスターこと鈴井貴之と大泉洋、さらにディレクター2人(藤村忠寿、嬉野雅道)という少人数、使用機材は家庭用デジタルビデオカメラという機動力抜群の体制で撮影され、すぐに「カチッ」とくる出演者とディレクターが番組の中でボヤき、時にののしり合うという斬新な演出が話題に。
スタート当初は深夜0時50分という深い時間帯での放送だったが、開始1年半でじわじわと人気が上昇、夜11時台の編成へ格上げとなる。1999年12月にはスペシャル版として午後7時のゴールデン帯に進出。視聴率12.5%(占拠率19.6%)と二桁を達成した。
レギュラー番組としての放送は2002年9月の『水曜どうでしょう ラスト・ラン 1時間スペシャル』をもって一旦終了するも、「一生どうでしょうします」とのフレーズを掲げ、以降も数年おきに単発番組として放送されている。
番組最高視聴率は1999年12月8日放送「ヨーロッパリベンジ第8夜」の18.6%、
占拠率46.0%(ここまでの数字は全てビデオリサーチ調べ)。
さらに、「以前の放送を見たい!」という多くのファンの熱い支持に推され、「どうでしょうリターンズ」や「水曜どうでしょうclassic」という復刻版(再放送)としてリメイクされ、2019年8月現在、北海道をはじめ、BS・CS含め国内16局、および11のインターネットサイトにて、日本のみならずアジアでも動画配信が行われている。またこれまでに放送された作品は随時DVD化され、2019年8月現在で全28タイトル、累計450万枚が販売されている。