3月14日は男性から女性に秘めていた想いや感謝の気持ちを贈るホワイトデー。“義理”でもらっていたバレンタインチョコの返礼として、密かに恋心を募らせていた相手に愛を語ることもできる、とっておきの日でもある。春も近づき、気分も高揚してくる季節にちなみ、ORICON NEWSでは毎年恒例の『恋人にしたい女性有名人ランキング2017』を発表。第10回目となる今年は、女優の【新垣結衣】が、昨年までのV3を達成していた綾瀬はるかを抑え、4年ぶりに1位を獲得した。
■『逃げ恥』効果で首位奪還!! 改めてガッキーの魅力を再認識した視聴者も
1位にランクインしたのは【新垣結衣】。新垣と言えば、“清楚”という文字を体現したかのような清廉潔白なイメージで長年に渡り世の男性を虜にしてきた存在。だが、ここ最近の更なる人気上昇ぶりは、昨年10月期放送のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で“契約結婚”を行う森山みくり役に間違いなく起因している。
同作は「ムズムズするけど胸キュンする」という“ムズキュン”の恋愛模様だけでなく、主題歌である星野源「恋」を出演者が踊る“恋ダンス”も話題に。新垣といえば、ほぼ10年前に「ポッキー」(江崎グリコ)のCMでダンスをする姿で世間的知名度を勝ち取ったことで知られている。そんな新垣とダンスの親和性は業界内でも注目され、つい先日、新垣がユニクロ新CMで「ゆるりと着て、凛とする」がテーマの“ゆるりんダンス”を披露すると発表されたばかり。大人しいイメージの新垣が踊るインパクトは大きく、昨年の『紅白歌合戦』(NHK総合)に新垣は審査員として出演。星野が「恋」を歌う際には、“マジ照れ”しながら審査員席で手の振りだけを披露したことも話題を呼んだ。
新垣のそんな奥ゆかしい姿に、「嫌みがなくてナチュラルなところが好き。出しゃばらなくて控えめで真面目な性格も良い」(奈良県/30代)と、世の男性たちは好評価。さらに「とりあえず、そこに存在してくれるだけでいい」(神奈川県/50代)、「全てが理想的」(愛媛県/20代)など、もはや、すべての男性を癒す崇拝の対象とさえ見られているような意見も散見され、その絶大な人気ぶりが理解できる。
■大人の魅力増した綾瀬はるかも磐石の強さを証明
昨年まで3年連続首位を記録していた【綾瀬はるか】が2位にランクイン。彼女にしか出せない、無垢でピュアな魅力を見せてきた彼女だが、30代に突入し、大人の色香を漂わせた、より表現力が求められる演技にも挑戦。『放送90年 大河ファンタジー 「精霊の守り人」』(NHK総合)では、女用心棒・バルサ役で、凄腕の槍使い役としてアクションシーンにも果敢に挑むなど新たなチャレンジを続けている。その一方、映画『海賊とよばれた男』では、社長の妻として住み込みで働く社員を我が子のように面倒を見る国岡ユキ役を好演。この役のように気骨さを持ちながらも、優しく周囲を見守る“強い女性”を演じる姿も堂々たるものとなってきた。
彼女の主な支持理由は、「凛とした感じがいい」(石川県/40代)、「裏表がなく性格もよさそう。よく笑うので一緒にいて楽しそうだから」(埼玉県/20代)と、内面から出る彼女の芯がありながらも柔和なイメージが世の男性を魅了している。だが、バラエティ番組などで垣間見せるキュートな“天然発言”でも知られる綾瀬だけに「天然なところがまたかわいい」(兵庫県/30代)、「かわいいのはもちろんだけれど、いっしょにいるだけで楽しくて、癒されそう」(愛知県/40代)と、裏表のないナチュラルな美しさが大きな魅力となっているようだ。
■何色にも染まれる、多彩な演技力を持つ若手女優・有村架純が存在感
3位には女優【有村架純】がランクイン。2016年だけで主演映画『夏美のホタル』など4本の映画に出演。さらに、今年は、“悪女”役に挑む映画『3月のライオン』など3本がスタンバイ中。その上、4月3日スタートの連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK総合)のヒロインに選ばれるなど、まさに“旬の女優”として八面六臂の活躍を見せている。CMでは「KDDI au三太郎シリーズ」でかぐや姫(かぐちゃん)を演じるなど、愛嬌があって、どんな役にも染まれる多彩な演技力は折り紙付きだ。
昨年は『紅白歌合戦』の司会を務めて知名度を向上させたこともあり、40代、50代の男性たちも支持し、「おじさん殺しの笑顔が良いですね」(鳥取県/50代)との声も。もちろん同世代も多く「可愛いし若いのにしっかりしてるし明るいから」(大阪府/30代)など有村はまだ24歳ながら今後の演劇界を背負っていく人材だと男性からも注目を集めている。また、「ハムスターに似ていて可愛いから」(京都府/20代)と動物になぞらえてエールを送る意見もあった。
■新たな魅力を開花させた深キョン、アイドルから唯一TOP10の乃木坂46・白石麻衣にも注目
5位に入賞した女優【深田恭子】は、ここに来ての人気が急浮上。34歳を迎えて、ドラマ『下剋上受験』(TBS系)では、中学受験を目指す小学6年生の母親役を演じたことも話題に。さらに昨年は、2種類の写真集『AKUA』、『This is Me』を発売。ハワイでサーフィンに挑む小麦肌を披露し、変わらぬ美しさを証明。さらに、Instagramを積極的に更新するなど、かつての“お姫様”的な存在からよりリアルな等身大の女優として新たな魅力を開花させた。その姿勢を「大人になって色気が増したから」(埼玉県/40代)など、同世代や年長者からの支持が集まった。
また、タレントのDAIGOと結婚したことで世間を驚かせた【北川景子】は7位にランクイン。ドラマ『家売るオンナ』(日本テレビ系)では「私に売れない家はありません!」と豪語する自信家の三軒屋万智をコミカルに演じ、その役柄とも相まって「美人で有りながら、愛嬌やユーモアも持ち合わせる理想型」(兵庫県/50代)との意見も挙がるなど、結婚しても変わらないエヴァーグリーンな美しさを世に誇示している。
さらに、女性アイドルグループからは乃木坂46【白石麻衣】が10位にランクイン。アイドルのランクインは2013年のAKB48・柏木由紀以来となるTOP10入賞となった。白石は2ndソロ写真集『パスポート』が、女性ソロ写真集として初の週間10万部突破し、歴代最高記録を達成。「隣で歩いていたら自慢できる」(愛知県/30代)など、その類まれなる美貌を評価する声が多かった。
アンケートを読み解いていくと、やはり世の男性が女性に求めるものは表層的な美しさだけでなく、新垣が象徴するように内面的な癒しのオーラや清楚で奥ゆかしい姿勢。そこに綾瀬や有村のような愛嬌を持っていれば、まさに鬼に金棒。男性にとって女性芸能人たちは、 “永遠の憧れ”であることはいつの時代も変わらないのだ。
【第10回 恋人にしたい女性有名人ランキングTOP10】
1位 新垣結衣
2位 綾瀬はるか
3位 有村架純
4位 石原さとみ
5位 深田恭子
6位 広瀬すず
7位 北川景子
8位 桐谷美玲
9位 長澤まさみ
10位 白石麻衣
【調査概要】
集計期間:2017年2月24日(金)~3月2日(木)
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代~50代の男性)
調査地域:全国