『第11回 好きな男性アナランキング』

ORICON STYLEでは、年末の恒例企画『好きなアナウンサーランキング』を、”女性編”に引き続き”男性編”も発表。第11回を迎えた今年、日本テレビの朝の情 報番組『ZIP!』の総合司会を務める【桝太一】アナウンサーが見事4連覇を達成。09年に5連覇を成し遂げ“殿堂入り”を果たした、TBS・安住紳一郎 アナに肉迫する結果となった。

【ランキング】好きな男性アナTOP10 新顔も登場!

■全てを兼ね備えているのに “ちょっぴりダサい”!? 愛されキャラが支持要因

見事首位に輝いたのは、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の総合司会を務める桝アナ。甘いマスクに高身長のバリトンボイス。東京大学院時代にア サリ研究をしており、日テレ公式ホームページのプロフィールでも「特技:蝶々の名前当て(日本産は大体わかります)」と明かすなど、”理系男子”ぶりも話 題に。10代~50代の男女すべてのアンケートで完全制覇を果たし、2009年に【安住紳一郎】アナウンサーが達成した5連覇に肉迫する結果に。

主な支持の声に耳を傾けてみると、「知的で三枚目もできて感じがよい」(兵庫県/20代/女性)、「汚れ役も引き受けながら、誠実に仕事をこなす姿に好 感」(静岡県/20代/男性)のほか、「悪い面が見当たらない」(千葉県/20代/女性)と、その評価はまさにパーフェクト。だが”完璧超人”だから人気 があるという訳ではなく、昨年同様、「オタク気質なところが面白い」(栃木県/30代/女性)、「嫌味がなく、無茶ぶりされたときのオドオド感が好き」 (静岡県/30代/女性)と、見た目とのギャップを指摘する声も多数挙がった。

また、枡アナ人気が他のアナウンサーと最も異なっている点は、「イケメンなのにダサい」(愛知県/10代/女性)、「アサリネタで周囲から、”またか よ”という顔をされているのが面白い」(埼玉県/20代/女性)、「ちょっと残念なところに親しみが湧く」(東京都/50代/女性)と、”いじり”や” ツッコミ”と思しき声がかなりの割合で届いていること。単なる親しみやすさを超え、”仲間内のいじられキャラ”的な肌感が枡アナ独特の魅力だ。

ちなみに、同ランキングの”女性編”でV3を果たした水卜アナは、今年9月に放送された同局のトークバラエティ『しゃべくり007』で枡アナについて語 り、「面白い事もカタイ事も、なんでもできるステキな人」と太鼓判を押している。同僚からも認められているあたり、V4の偉業も納得といえるだろう。

■第1回からの常連 、羽鳥アナが“絶対王者”に迫る!

続く2位は、昨年4位だった【羽鳥慎一】アナウンサー。日テレの看板アナとして人気を博し、2011年に独立してからも変わらぬ人気を誇っている。自身 の名を冠とする朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)を筆頭に、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)など、数多くの番組で 司会を担当。ORICON STYLEが同ランキングを開始した2006年から常にトップ10上位にランクインする人気者で、今回は男女別ともに堂々の2位を獲得した。

その評価も「朝、安心して見られる」(埼玉県/40代/女性)、「機転が利いて頭がよく、コメントに思いやりがある」(大阪府/50代/女性)など、ア ナウンサーとしての安定感を推す声が最多。その一方で「『ぐるナイ』でも存在感がある」(愛媛県/40代/男性)、「安定のツッコミ」(大分県/20代/ 女性)、「毒があって面白い」(富山県/40代/女性)など、バラエティ司会者としての高い評価も得ており、マルチな才能が改めて認められてのランクアッ プとなった。

■TOP10に4人ランクイン! 日テレ勢が上位を席巻

そのほかの上位ランキングは激動! まず昨年9位だった日本テレビ『ズームイン!!サタデー』の総合司会などを務める【辻岡義堂】アナウンサーが3位に ランクアップ。支持の声には「誠実そう」(兵庫県/40代/女性)のほか、「いつも汗だくなところがいい」(東京都/30代/女性)など、「汗」にまつわ るコメントが多数。ネット検索で「辻岡義堂」と検索すると「汗」というキーワードが表示されることも含め、キャラ立ちにも成功している。

さらに6位には、昨年圏外だったフジテレビ【榎並大二郎】アナウンサーがランクイン。東南アジア・タイで爆発的な人気を誇っていることが今回のランキン グにも反映。視聴率低迷に悩むフジテレビにとっても、唯一の明るい話題となった。また7位のTBS【山本匠晃】アナウンサーと8位の日本テレビ【安村直 樹】アナウンサーは初のランクイン。山本アナはイケメンだがオタク気質、安村アナは太った体型を逆手に取ったキャラ作りがそれぞれ受け入れられた様子。逆 に、昨年2位の日テレ【上重聡】アナウンサーは、大物実業家からの融資問題が足を引っ張ってか、5位に順位を下げた。

トップ10に4人の名が挙がるなど、日テレ勢の強さが際立った今回のランキング。全体の支持コメントを通してみても、各々の個性が浮き彫りになっている のが特徴で、その中で日テレはキャラ立ちのさせ方が極めて上手いといえる。視聴率同様、日テレの勢いはどこまで続いていくのか、2016年の彼らの活躍か らも目が離せない。

※TBS・安住紳一郎アナウンサーは2009年に5連覇を達成し殿堂入り。

【調査概要】
調査時期:2015年11月18日(水)~11月24日(火)
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代~50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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