■世相の裏返し?“恩返し”“勧善懲悪”が人気
「むか~しむかし、あるところに…」で始まる日本の童話は、健全な精神を形成する上で重要な役割を果たす。ポータルサイトの「goo(グー)」で子供に読み聞かせたい(後世に残したい)作品についてアンケートした。
結果は1位「ツルのおんがえし」、2位「かさじぞう」と“恩返し”にまつわる作品が上位になった。3位の「かぐやひめ」は特に10代の男女で、助けたカメに連れられて…の「浦島太郎」(5位)は30代、40代の男性で、それぞれ高い支持を集めた。
人気の童話のほとんどは、正直な働き者が最後には得をするというストーリー。弱きを助け、強きをくじく精神も、こうした物語によって身についていく。凶悪犯罪のニュースが多い昨今だけに、こうした童話は、子供だけでなく大人もときどき読み返す必要と価値がありそうだ。
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《調査方法》gooがユーザーを対象に実施した調査結果をもとに作成。1位の数字を100 としてこれを基準に算出し、上位30位までまとめた。期間は3月20~22日。
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