テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニターは1日、『2021上半期タレントCM起用社数ランキング』を発表。女優・モデルの本田翼が15社のCMに起用され、1位に輝いた。同社のランキングはこれまで「男性部門」と「女性部門」に分かれていたが、今年からは性別のカテゴリは廃止され、タレントのジャンル別に集計・発表される。 【一覧表】2021年上半期タレントCM起用社数ランキング
「俳優部門」では、昨年の10社から5社も増加した本田がトップを獲得。コミカルなダンスの「LINEMO」(ソフトバンクモバイル)や、モデルとしてのセンスが光る「ZOZO TOWN」(ZOZO)、趣味のゲームを生かした「Gamewith」や「AKRacing」(テックウインド)など、幅広いジャンルのCMで活躍した。
2位は、昨年の「女性部門」で2位だった芦田愛菜(12社)、3位(10社)は昨年のCM女王の今田美桜のほか、大泉洋、橋本環奈の3人、4位(9社)は斎藤工、永野芽郁、広瀬アリス、広瀬すずの4人が並んだ。 歌手・俳優・モデルなど多岐にわたるジャンルで活躍する「タレント部門」では、スポーツキャスターの松岡修造氏が10社で1位に。2位(9社)はモデル・タレントのめるること生見愛瑠、3位(8社)は俳優・歌手の香取慎吾、4位(7社)は嵐の櫻井翔とタレントの指原莉乃が続いた。
「お笑い部門」の1位は、抜群の好感度で8社のCMに出演したサンドウィッチマン。2位(6社)はコメンテーターとしても活躍するカズレーザー(メイプル超合金)、朝の顔として人気の博多華丸(博多華丸・大吉)と、ファッションアイコンとしても人気の渡辺直美となった。
「スポーツ部門」は、アメリカのメジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手のほか、ゴルフの渋野日向子選手、タイガー・ウッズ選手、米バスケットボールのNBAで活躍する八村塁選手が4位で同数1位に輝いた。
■2021上半期タレントCM起用社数ランキング(同順位は50音順)
◇俳優部門 1位 15社 本田翼 2位 12社 芦田愛菜 3位 10社 今田美桜、大泉洋、橋本環奈 4位 9社 斎藤工、永野芽郁、広瀬アリス、広瀬すず 5位 8社 綾瀬はるか、新垣結衣、香川照之、賀来賢人、川口春奈、杉咲花、多部未華子、吉岡里帆 ◇タレント部門 1位 10社 松岡修造 2位 9社 生見愛瑠 3位 8社 香取慎吾 4位 7社 櫻井翔(嵐)、指原莉乃 5位 6社 草なぎ剛、小島瑠璃子、田中みな実、二宮和也(嵐)、山之内すず
◇お笑い部門 1位 8社 サンドウィッチマン 2位 6社 カズレーザー(メイプル超合金)、博多華丸(博多華丸・大吉)、渡辺直美 3位 5社 秋山竜次(ロバート)、かまいたち、出川哲朗
◇スポーツ部門 1位 4社 大谷翔平、渋野日向子、タイガー・ウッズ、八村塁 2位 3社 井上尚弥、大坂なおみ、大迫傑、錦織圭、原英莉花、本田望結、松山英樹、三浦知良
【調査概要】 調査項目:テレビCMに出演している男女タレントの起用社数ランキング 調査期間:2021年1月1日~6月20日 対象局:日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ(東京地区オンエア分) ・番組宣伝、本人出演の番組コラボCM、本人出演のCD/DVD/アプリ/ゲーム・楽曲配信・映画CM、楽曲ビデオ内出演、ナレーションのみでの出演等は除く ・起用社数の集計は、各タレントの「契約期間」ではなく、「出演したCMが実際に放送されたかどうか」でカウント (すべてニホンモニター調べ/同社サイト:http://www.n-monitor.co.jp/pdf/20210701cm.pdf)