【原発】学校の放射線量基準を引き上げ 文部科学省

 文部科学省は、子どもが校庭で活動できる基準を1マイクロシーベルト未満に引き上げる方針を明らかにしました。
 高木文部科学大臣:「空間線量率については、毎時1マイクロシーベルト未満を目安にする」
 これまで、小中学校や幼稚園での屋外活動の際の放射線量は、毎時3.8マイクロシーベルトとされてきました。しかし、保護者からの不安の声が多く聞かれたことや、校庭での除染作業が行われている点などから、基準の見直しを進めてきました。来月からは、屋外活動を行える基準を毎時1マイクロシーベルト未満、年間で原則、1ミリシーベルト以下とする方針を示しました。文科省では26日、福島県など地元自治体にこの方針を通知することにしています。

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