【年間CM起用社数】男性は出川哲朗、女性は白石麻衣がともに初の首位

テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニターは3日、『2018タレントCM起用社数ランキング』を発表した。男性部門は、お笑い芸人の出川哲朗が14社で初めて1位を獲得。女性部門は、上半期の同部門1位だった乃木坂46の白石麻衣が18社で、こちらも初めてCMクイーンの座に輝いた。

芸歴33年のリアクション王が、今年のCM出演本数で頂点に輝いた。かつては「抱かれたくない男No.1」という不名誉な称号の常連だったが、『世界の果てまでイッテQ!』などの人気で、いまや老若男女に愛される国民的スターへ転身。今年は「花王」や「ベネッセコーポレーション」など大手企業のCMに引っ張りだことなった。

男性部門の2位(11社)は、憑依芸人としてブレイク中のお笑いトリオ・ロバートの秋山竜次と、上半期の同部門1位だった俳優の高橋一生。3位(10社)は男子プロテニスの錦織圭選手、4位(9社)は嵐の相葉雅紀・櫻井翔・二宮和也、俳優の遠藤憲一、お笑いコンビのサンドウィッチマン、サッカー日本代表の長友佑都選手。5位(8社)は体操の内村航平選手、俳優の神木隆之介、斎藤工、西島秀俊、濱田岳、松重豊、TOKIOの長瀬智也、嵐の松本潤という結果になった。

女性部門では、上半期女王の白石が下半期にさらに加速して堂々の女王に。ソロでは資生堂、CROOZ、ニベア花王など同世代の女性をターゲットにしたCM、グループではセブン-イレブン・ジャパンやLINEなど幅広い世代に向けたCMに多数起用された。また、同じ乃木坂46から齋藤飛鳥と西野七瀬が4位(11社)にランクインしている。

女性部門の2位(15社)は昨年も2位だった女優の広瀬すず、3位(12社)は女優の有村架純、お笑い芸人の渡辺直美、モデルのローラ、4位は齋藤と西野のほか女優の綾瀬はるか、川栄李奈、吉田羊が名を連ねた。

■2018年タレントCM起用社数ランキング(同順位は50音順)

◇男性部門

1位 14社 出川哲朗

2位 11社 秋山竜次(ロバート)、高橋一生

3位 10社 錦織圭

4位 9社 相葉雅紀(嵐)、遠藤憲一、櫻井翔(嵐)、サンドウィッチマン、長友佑都、二宮和也(嵐)

5位 8社 内村航平、神木隆之介、斎藤工、長瀬智也(TOKIO)、西島秀俊、濱田岳、松重豊、松本潤(嵐)

◇女性部門

1位 18社 白石麻衣(乃木坂46)

2位 15社 広瀬すず

3位 12社 有村架純、ローラ、渡辺直美

4位 11社 綾瀬はるか、川栄李奈、齋藤飛鳥(乃木坂46)、西野七瀬(乃木坂46)、吉田羊

5位 10社 芦田愛菜

6位 9社 新垣結衣、飯豊まりえ、石原さとみ、上戸彩、北川景子、清野菜名、高畑充希、土屋太鳳、菜々緒、広瀬アリス、深田恭子、松岡茉優

7位 8社 朝見心、木村文乃、桐谷美玲、小松菜奈、中条あやみ、浜辺美波、本田望結、宮崎あおい、吉岡里帆

■過去5年の年間CM起用社数1位

◇男性部門

2017年:遠藤憲一(12社)

2016年:相葉雅紀(嵐)/錦織圭(12社)

2015年:相葉雅紀(嵐)(12社)

2014年:櫻井翔(嵐)/松岡修造(11社)

2013年:石川遼(12社)

◇女性部門

2017年:ローラ(15社)

2016年:吉田羊(13社)

2015年:上戸彩(13社)

2014年:ローラ(14社)

2013年:武井咲(17社)

【調査概要】

調査項目:テレビCMに出演している男女タレントの起用社数ランキング

調査期間:2018年1月1日~11月30日

対象局:日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ(東京地区民放5局地上波オンエア分)

備考:番組宣伝や本人出演のドラマコラボCM、本人出演のCD/DVD/ゲーム・楽曲配信・映画CM、楽曲PV内出演、ナレーションのみでの出演などは除く

(すべてニホンモニター調べ/同社サイト:  http://www.n-monitor.co.jp/2018/12/03/1059)

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