【酒飲みの新常識】飲みすぎた翌朝は汗のにおいに要注意

先日、久しぶり(?)に電車を乗り過ごすほど飲んだ。翌朝、「やはり確実に弱くなってるなぁ」と思いつつホットヨガへ。10分くらいして、ふと気が付いた。「高校生の頃、満員電車で遭遇した二日酔いと思しきおじさまと同じにおいがする!」と。それはまさに「すえたにおい」という表現がぴったり。周囲に悟られぬようにと、一目散でシャワーブースに駆け込んだ。

 酒飲みなら誰しも経験があると思うが、深酒をした翌日の汗ははっきり言って臭い。これはアルコールが分解される時に生成されるアセトアルデヒドが、脂質を含む汗に混じって排出されるから。これを放置していると雑菌が繁殖し、猛烈に臭い汗になってしまうというワケだ。さらにアルコールには血流を促す作用があるため、いつも以上に汗の量が多くなってしまう。最近はスメハラなんて言葉もあるので、我々酒飲みはより一層注意したほうが良さそうだ。

 ではこのにおい、どうしたらいいのかと言うと、既に血中に入ってしまっているため、完全に断つのは難しい。緩和策としては、翌朝必ずシャワーを浴びること。また汗をかいたら消臭効果の高いデオドラントシートなどで、こまめにふき取ることの2点が有効だ。そうそう、間違っても香水でにおいをごまかそうとしないこと。すえたにおいと香水が混ざると、りんごや玉ねぎが腐ったような、とてつもなく不快なにおいになるからだ(経験者談)。「香害」と後ろ指を指されないためにも、においをにおいでごまかす方法は止めておこう。

 さて、私の酒に弱くなった説だが、同行者によると「1人で2本近くシャンパンを開けていた」という。証拠の写真もバッチリ残っていた。集合写真ではっちゃけている自分を見て、「そりゃ、臭い汗をかいて当然だわ」と猛省。反省の気持ちはいつまで続くかわからないけど、今度から深酒した翌朝のヨガは止めておこうと誓った。

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