【2019年11月の開運カレンダー】

11月の吉日

・大安(たいあん)……4日、10日、16日、22日、27日
 大安は、「大いに安し」の略。結婚、旅行、引っ越し、転職など、何ごとをするにも吉とされています。

・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)……5日、8日、9日、20日、21日
 「1つの粒が万倍に増える」という意味がある一粒万倍日。この日に行動を起こすと大きな成果がもたらされます。仕事始めや開店、お金を出すのに最適。ただ、苦労も倍になるので、物やお金の借り入れは凶とされています。

・天赦日(てんしゃにち)……7日、23日
 「天が万物を赦す日」とされている天赦日。暦の上で最も吉日といわれており、年に5~6日しかありません。告白や結婚、書類の提出、開業、新規開拓など、あらゆることにおいて最良の日とされています。

・寅の日(とらのひ)……1日、13日、25日
 トラが「千里行って千里帰る」といわれていることから、旅行運が高まるといわれている日。また、トラの身体や縞模様は金運の象徴でもあることから、お金のご縁が強くなる日ともいわれています。

・巳の日(みのひ)……4日、16日
 巳(へび)は、弁財天の使い。巳の日は、芸術や財運の仏様・弁財天のご縁日です。この日に弁財天が祀られている寺社や神社に参拝したり、お金にまつわる行動を起こすと、金運が高まるといわれています。

・甲子(きのえね)……23日
 60日に一度巡ってくる貴重な日。物ごとを始めるのにいい日とされています。

・己巳(つちのとみ)……28日
 「己巳の日」は、弁財天に強いご縁のある日とされ、巳の日以上に金運パワーが高まります。60日に一度巡ってくる貴重な日です。

・天一天上(てんいちてんじょう)……1日~7日
 方位の神様である「天一神(てんいちじん)」が、天上に行く日。この日から16日間はどの方角に行ってもいい日とされています。ただしこの期間中、「日遊神(にちゆうしん)」が代わりに家の中にとどまるため、家の中を清潔にしなければ神様に怒られてしまうといわれています。

11月の凶日

・不成就日(ふじょうじゅび)……8日、16日、24日
 悪い結果を招いたり、物ごとが失敗に終わってしまう凶日。事始めに悪く、願かけにも適さない日です。

・土用(どよう)……1日~7日
 土用とは、土の気が盛んになる期間。体調不良や争いごと、金銭トラブルなどの凶作用が強くなります。ただし、「間日(まび)」である6日は、土用の作用がありません。

11月の注目日&要注意日をチェック!

 11月の前半は土用期間中です。吉日の効果が薄れてしまうので、物ごとを始めるなら、立冬である8日以降にしましょう。吉日に善行を行い、運気を貯蓄しておくのもいいでしょう。

 立冬以降、注目したい吉日は、20日、23日、28日です。

 20日は「一粒万倍日」で、下弦の月。余計なものを終わらせて、新しい自分を再構築するのに適している日です。ダイエットやデトックス、不要な人間関係を終わらせるためのアクションをとるなら、この日がいいでしょう。「二の酉の日」なので、神社の酉の市で、縁起担ぎに熊手を買うのもいいでしょう。

 23日は、「天赦日」「甲子」が重なる日。九星の巡りが切り替わる日でもあります。物ごとを始めるなら、この日がいいでしょう。特に、人脈作りや契約を結ぶのに最適です。ただ、この日は「赤口」なので、午の刻(11時~13時頃まで)は凶になります。スタートのタイミングが正午前後にしましょう。人に会う約束は、ランチタイムが吉です。

 28日は、金運が高まる「己巳」の日。11月に年末ジャンボを買うなら、この日が最適です。金運アップのためのトイレ掃除や水回りの掃除、お布の整理を行ってから買いにいくといいでしょう。ただ、この日も「赤口」なので、買いに行くのはお昼の時間帯にしましょう。

 気をつけたい凶日は8日と、16日です。

 8日は「不成就日」と吉日が重なりますが、準備不足で思うように行動できなかったり、行ったことが後々トラブルにつながる可能性があります。この日は、物ごとの確認作業や見直しを行うといいでしょう。24日は、凶日の影響がダイレクトにあらわれそうです。慎ましく過ごしましょう。

 「天一天上(てんいちてんじょう)」の影響で、8日~13日は北東、14日~18日は東、19日~24日は南東、25日~29日は南、30日は南西が凶方位になります。

 8日の立冬を超えると、冬らしい天気が多くなってきます。あたたかいものを食べて体調を整えながら、開運アクションを行いましょう。開運旅行に行く人は、防寒をしっかり行いましょう。
(咲羅紅)

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