【2023年の開運日】天赦日はいつ? 開運&金運アップの開運日を紹介

 日本の暦のうえで、最高の吉日とされている天赦日。天赦日は、天が赦(ゆる)す日という意味から、この日から始めたことはすべて成功するといわれています。今回は天赦日の意味や由来、2023年の天赦日の一覧、運気をアップさせる秘訣など、開運情報を解説していきます。

【目次】天赦日とは◎最高の吉日「天赦日」◎天赦日の由来2023年の天赦日はいつ?◎2023年・天赦日カレンダー◎他の幸運日や不成就日と重なる場合天赦日にするといいこと◎財布の新調◎宝くじの購入◎結婚に関すること◎事業を始める◎銀行口座の開設天赦日にやってはいけないことまとめ

天赦日とは

◎最高の吉日「天赦日」

 天赦日(てんしゃにち、または、てんしゃび)は日本の暦のうえでも、最高の吉日。すべての神様が天に昇り、天が万物の罪を赦す日とされています。あらゆる障害が取り除かれるといわれる、開運日です。願い事をするにもよく、この日に物ごとを始めれば順調に進んでいくので、新しいことをスタートさせるには最適な日となるでしょう。特に人生の大イベントである結婚や新規事業、お金に関することがよいとされています。

 天赦日は年に5~6回ほどであり、一粒万倍日や他の吉日と重なることで、さらに縁起のいいラッキーデーとなるでしょう。

◎天赦日の由来

 天赦日は、中国に伝わる「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」と「十干十二支(じっかんじゅうにし)」の2つの思想を元にして作られたものです。

 古い日本の暦には、日付の下に注記が書かれていました。それを「暦注」といいます。現代のカレンダーなどにもある「大安」や「立春」のようなものです。

 暦注は上段、中段、下段と分かれています。上段には日付や曜日、二十四節気、七十二候や月齢など天文学的なことや年中行事が書かれ、中段には、十二直。そして、下段には選日や二十八宿、九星などの事項が書かれます。それを「暦注下段(れきちゅうげだん)」と言います。暦注下段に書かれる日々の吉凶の中で、最高の開運日とされるのが天赦日なのです。

2023年の天赦日はいつ?

 最も縁起がいい日とされる天赦日はいつなのでしょうか? 2023年の天赦日を紹介します。さらに、他の吉日と重なっている場合もあわせてお伝えします。

◎2023年の天赦日カレンダー

1月6日(金)   甲子 一粒万倍日
3月21日(火・祝) 一粒万倍日 寅の日
6月5日(月)   
8月4日(金)   一粒万倍日 大安
8月18日(金)
10月17日(火)  大安

◎他の幸運日や不成就日と重なる場合

 天赦日だけでも最高の運気となりますが、他の吉日と重なると縁起のよさが倍増します。特に、一粒万倍日と重なる日は、1年で最強の幸運日となるでしょう。

・大安(たいあん)
 縁起の良し悪しをあらわす、六曜の1つです。「万事に進んでよし」とされる吉日。「やってはいけないことがない日」という意味があるので、新しい門出である結婚式や引っ越し、新規事業など事始めにいいと考えられています。

・甲子(きのえね)
 干支の(十干と十二支の組み合わせ)は60通りあり、六十干支と呼びます。六十干支の組み合わせの1番目が甲子です。甲子の日に始めたことは長く続くといわれて、縁起のいい日とされています。高校野球で有名な甲子園球場も、末永く続くという思いから、甲子の年に行われています。

・寅の日(とらのひ)
 干支の組み合わせ60通りのうち、十二支に寅が入っている日のこと。最強の吉日といわれ、開運&金運アップに最適な日といわれます。

・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
「一粒の籾(もみ)が万倍にも実り、立派な稲穂になる」という様を表現した、一粒万倍日。天赦日と並んで、最高の吉日とされています。この日に始めたことは何倍に増えるとされ、仕事を成功させたい、幸せな結婚がしたい、もっとお金を増やしたい人たちが、この日を選ぶことが多いようです。さらに、他の吉日と重なると、効果が倍増するといわれるのもうれしいですね。

・不成就日が重なる場合
 縁起がいい吉日もありますが、その逆に不成就日があります。名前の通り、「何も成就しない日」とされているため、この日は新しいことをスタートするのは避けたほうがよさそうです。不成就日と天赦日が重なる場合は、天赦日の力のほうが強いとされています。しかし、気になる場合は、最寄りの神社にお参りするなどしてみるといいでしょう。

天赦日にするといいこと

 では、天赦日には、どんなことをしたらいいのでしょうか? 最高の開運をもたらすための行動を紹介していきます。

◎財布の新調

 毎日使う財布は、金運アップには欠かせない開運アイテム。天赦日は財布を購入したり、使用したりするには最適な日となります。さらに運を呼び込むために、色や素材、デザインなど選び方の特徴を押さえておくとよいでしょう。

 デザインですが、お札を折らないで出し入れできる長財布がよいとされています。さらに、浪費を防ぐことからファスナー付きがオススメ。素材はレザーで作られたものが金運をアップします。ラッキーカラーとしては、風水でいいとされている黄色やゴールド。もし気に入ったものがなければ、財布の中に黄色やゴールドの紙を入れてもいいでしょう。恋愛成就や玉の輿を願うなら、ピンクのお財布が幸運を呼び込む暗示。さらに、本革で作られたものは、金運や運気を上げる効果があるといわれています。

 今のお財布が気にいっている場合は、天赦日に財布をキレイにして、新品のようにしてみてください。財布を持ち歩かない人は、カード入れなどを新調してみると運が開けてくるでしょう。

◎宝くじの購入

 宝くじを当てるには、運を味方につける必要があります。「本日、天赦日」と貼ってある宝くじ売り場もあるように、何ごとにおいてもプラスに働く天赦日。パワーをもたらしてくれるので、運試しに宝くじを購入してみるのもいいでしょう。買った宝くじを黄色いもので包んだり、その中に入れておいたりすると、開運パワーが強まると考えられています。

◎結婚に関すること

 人生最大の門出である結婚に関係することは、天が応援してくれる天赦日に行うのがよいでしょう。大切な伴侶に贈る婚約指輪の購入。結納や結婚式、入籍、新居への引っ越しなども幸運が続くとされる最高の吉日に行えば、気分も晴れやかになりますね。天赦日は人気なので、結婚式場などは早めに予約するほうがよさそうです。

◎事業をはじめる

 会社を設立したり、お店をオープンしたりするなど、開業や開店の日にちを気にする経営者は多いようです。障害なくスタートするといわれている天赦日。この日に始めたことはいい人脈を引き寄せ、成功するといわれるので、最適な日となるでしょう。

◎銀行の口座を開設

 金運アップを願うなら、銀行口座の開設もオススメです。お金がどんどん増えるといわれる一粒万倍日と天赦日が重なる日にちであれば、さらに期待ができますね。通帳を見るのが楽しくなりそうです。

天赦日にやってはいけないこと

 すべてのことが前向きに、発展、成功していく天赦日。やってはいけないことは、それとは真逆なことです。たとえば、ウソをつくことや、ケンカなどのトラブルも避けるようにしましょう。自分への投資はいいですが、欲を追求したギャンブルも慎んだほうがよさそうです。さらに、新しいスタートの時期ですから、終わりを意味する退職、閉店なども避けたほうが無難です。

まとめ

 天赦日は、天がすべてを赦す日本の暦のうえで最高の日といわれています。新しいことをスタートしたい、成功や幸せを手に入れたいと願うなら、タイミングを逃さないように日にちをチェックしておきましょう。富と繁栄がもたらされるはずです。

(金森藍加)

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