あずきバーの井村屋、次の一手は日本酒 来年秋に販売へ

「あずきバー」などの商品で知られる食品メーカーの井村屋グループ(津市)は、日本酒の製造と販売を手がける事業に新たに参入する、と発表した。2020年秋の、販売開始をめざすという。

 1900年創業で清酒の製造販売をする福井酒造場(三重県伊賀市)を子会社化した。20年秋に同県多気町にオープンする予定の複合施設「アクアイグニス多気」(仮称)内に開設する店舗で売り出す。この店では、日本酒のほか甘酒やまんじゅうなども販売する予定という。

 あずきバーのほか、肉まんや各種アイスなどヒット商品がある井村屋が、酒造りに乗り出すのは初めて。酒造で得られる発酵技術を菓子・食品製造にいかす。

タイトルとURLをコピーしました