あでやかに緑陰彩る時代絵巻 仙台・青葉まつり閉幕

 第26回仙台・青葉まつり(仙台・青葉まつり協賛会主催)は最終日の16日、仙台市中心部で「本まつり」が繰り広げられた。メーンの「時代絵巻巡行」では、11基の山鉾(やまぼこ)などが東二番丁通や定禅寺通を勇壮に練り歩いた。
 巡行には約4000人が参加。甲冑(かっちゅう)姿の武者行列を先頭に、仙台藩祖伊達政宗を祭る青葉神社の神輿(みこし)や山鉾などが連なった。行列の長さは約2キロにも及び、山鉾の前後では踊り手たちが威勢良くすずめ踊りを舞った。
 勾当台公園市民広場では、前日のすずめ踊りコンテストで入賞した24団体のメンバーらが「総踊り」を披露し、2日間のまつりを締めくくった。
 協賛会によると、15、16の両日を合わせた人出は93万人で、2006年(第22回)の92万人を上回り、過去最高を記録した。

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