あのウィルコムのイエデンワが緊急時の通信手段として宮城県で採用!

ウィルコムのプレスリリースによると…
宮城県では、県内の学校、保育所、県・市町村機関などにイエデンワを982台(2012年9月3日現在)設置して通信手段の複数化を図り、災害などの緊急時の連絡手段や地域コミュニティとの連携手段としてご活用いただいております。
ということだそうです。
ちなみに、イエデンワは以下の2点の特長を持っています。
・据え置き型のデザインにも関わらず、設置工事が不要で場所を選ばず使用可能
・AC電源以外にも、乾電池でも駆動可能(単3型アルカリ乾電池4本で約800時間駆動、約10時間の連続通話が可能)
上記の2点も緊急時の通信手段として採用された理由になると思いますが、それに加え、ウィルコムのPHSはマイクロセル方式と呼ばれる数多くの基地局を建てることによって、エリアをカバーする方式を採用しているため、通話が集中した場合も1つの基地局にかかる負荷が分散され、そういった場合にも発信規制なしに通話可能と言われています。
実際に、東日本大震災の当日に、携帯電話各社で発信規制がかかっていた時も、ウィルコムのPHSだけは発信規制なしに通話できたという実績があるところも今回の採用の決め手になったのではないかと思っています。

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