当然のことながら病床は相変わらず逼迫。運ばれてくる高齢者のコロナ感染患者は看護の手間もかかり、感染対策、医療安全、そして社会的対応の煩雑さのおかげで救急や病院は悲鳴をあげています。（ああコロナ患者を受け入れている病院だけかもしれませんが。）
これだけ感染者が増えてしまうと、少し遅れて残念ながら重症者は増え続けます。正直今やれることは感染者が減る時まで医療体制を最低限維持して耐えるしかありません。例え入院が必要なのに入院できない人が増えたとしてもすぐには何もできません。補充として東京は専門病院を３つ作りました。悪いことではありません。しかしこのまま増え続ければあっという間にその病床は埋まります。専門病院がある大阪を見ましょう。
そうもう感染者を減らさない限り、どんなに大きな病気になっても、事故にあっても、そこそこいいタイミングで病院に搬送され適切な治療を受けたり、患者さんが仕事帰りに自由に病院に受診に行けるような日本において当然と思われた「医療」が「崩壊」します。
ちなみにこれは医療法を改正して民間病院を強制的に巻き込無事が可能になっても一部の地域で必ず起きる事です。もともと医療に余裕がなかったのですから。それこそコロナ前の血液内科領域や埼玉の救急領域でよくおきていたように。
なのに政府はこの感染爆発の時期にそれこそ疫学調査をやろうと言い出してます。なぜ今かな。PCRいくら増やしても民間業者が儲かるだけで、今回の感染爆発を何一つ抑制していないことは明白なのに。
そしてPCR検査を無症候者におこなって感染を押さえ込もうという記事がまた流れています。
かって通った道。今の世田谷区のPCR陽性者数見たら、世田谷区がドブにPCR検査代金、税金を捨てたと理解できないのかな。そう何度も言ってるけど、感染制御成功の流れは検査だけではダメなんですよ。
PCR検査
↓もうすでに東京は１万件以上実施 全国は１０万件 民間入れるともっと増えている
しっかりとした隔離政策
↓十分な病床、宿泊できる隔離施設の確保が必要だが全く足りない いわゆる検査しっぱなし
感染制御成功
コロナは中国みたいに人権無視しないと有効な施策とはならない。それでも今中国で出てる。
検査で陽性となっても、検査クリニックは一部を除いて患者を後送することしかしないので（自分たちで入院患者を診ない）入院対応できない患者は溜まっていきます。
放っておけば無症候性で８割対応しなくてよかったかもしれない、いやしっかりマスク、手洗い、３密予防さえしていれば検査しなくても何も対応は必要なかったかもしれない患者に、検査代金だけ稼いでテレビで大騒ぎしています。（立憲の議員は検査が足りないという間違いで扇動して官僚を国会で叩いてますが、1波は検査をしなくてもちゃんとおさまったのです）
そしてPCR検査は無駄となり、一部の検査だけするクリニックや業者が莫大な利益を生み出しています。それこそ一時期のタピオカみたいに今も検査だけクリニックはどんどん増えてます。まあ保健所に迷惑かけて感染制御に効果はない経済政策と言えばそれだけですが。
一部のそのような先生がテレビや雑誌で煽り、CMを打つんだからまさにマッチポンプ。なのにメディアはまだそのようなPCRだけを推進する人をまた前面に出そうとしているんだよな。頼むからその人のPCR事業に伴うCOIを出してよ。
しつこいぐらい言いますが、いくら検査を増やしてもPCR陽性者は今現在減ってません。PCR検査拡充だけで感染者は減りません。現実を見ましょう。
