高校生のフラダンス大会「第2回フラガールズ甲子園」が19日、福島県いわき市のいわき芸術文化交流館アリオスであり、常盤木学園高(仙台市)が初の最優秀賞に輝いた。
同校3年の佐藤莉央代表(18)は「指導してもらった先生方に感謝したい。仮設住宅などで踊りを披露し、喜んでもらえた経験が力になった。ステージで楽しい時間を過ごすことができた」と喜びを語った。
大会はいわき青年会議所などの主催し、全国から15校が出場。生徒たちは華やかな衣装に身を包み、課題曲演舞と自由曲演舞で南国の陽気な踊りを披露した。
優秀賞にはいわき総合高(いわき市)と小名浜高(同)、特別賞には日本芸術高等学園(東京都国分寺市)と綾瀬高(神奈川県綾瀬市)が選ばれた。
福島第1原発事故による避難で、いわき総合高から綾瀬高に転校した女子生徒2人も綾瀬高のメンバーとして参加した。
第1回大会は昨年3月にいわき市で開く予定だったが、東日本大震災で延期され、同年9月に東京・秋葉原で行われた。
いわきで「フラガールズ甲子園」 常盤木学園高が最優秀賞
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