うっすら冬の装い 泉ケ岳、初冠雪 仙台は2.5度

 東北地方は16日、冬型の気圧配置が強まり、上空に今季一番の寒気が入り込んだ。仙台市泉区の泉ケ岳(1172メートル)では初冠雪を観測。仙台管区気象台によると、平年より10日遅く、昨年より13日早いという。
 宮城県内の最低気温は栗原市駒ノ湯氷点下1.6度、大崎市古川同0.4度など、各地で11月中旬から12月上旬並みの冷え込みとなった。
 仙台の最低気温は、今季最低の2.5度。泉ケ岳は中腹から山頂にかけて雪化粧し、朝日を浴びて輝いた。東北の他の県庁所在地では、秋田の最低気温も2.3度と今季最低を記録。山形では初雪が降った。
 気象台によると、17日の宮城県内は高気圧に覆われておおむね晴れるが、西部では雨や雪が降る所がある見込み。予想最低気温は仙台と白石4度、古川1度、石巻2度。

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