うま味たっぷりカキづくし 石巻で21~29日イベント オリジナルのカキ丼など販売

冬に向けてうま味が増す石巻産カキを味わうイベント「いしのまき牡蠣(かき)づくし」が21~29日、宮城県石巻市内で開かれる。市中心部の和食店7店が、旬のカキをふんだんに使ったオリジナルの丼物と弁当を提供する。毎年恒例の「石巻かき祭り」を新型コロナウイルス感染防止のため中止し、飲食店とのコラボでカキの魅力をPRする。
 県漁協石巻市東部支所、石巻湾支所、石巻地区支所でつくる「石巻かきブランド化事業委員会」が主催。滝川、大もりや、とり文、浜長、鳴海、八幡家、松竹の7店が参加する。
 「カキと牛肉のすき焼き丼」や「かきセリ丼」など創意工夫を凝らした丼物(税別1300円~)と、カキフライや釜飯などを詰め合わせたテークアウト用の弁当(税別1500円~)が各店で楽しめる。
 初日は午前10時半から限定イベントを開催。市内のいしのまき元気いちば前で各店のカキ丼を800円、カキ弁当を1000円の特価で計180食販売する。石森裕治委員長(63)は「これだけ破格で食べられるのはめったにない機会。カキは実入りも良いので期待してほしい」と話した。
 限定イベント以外の弁当は前日午前まで各店に予約が必要。連絡先は石巻観光協会0225(93)6448。

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