おいしい米日本一は何?…南飛騨の特産米でした (読売新聞)

南飛騨の特産米「龍の瞳」が27日、山形県庄内町で開かれた第4回「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」の最終審査で最優秀賞(日本一)に選ばれた。
 同コンテストには、全国のブランド米438点が応募。全国から公募で選んだ451人の審査員が食味を審査して、上位30点をノミネートしていた。
 この日の審査では、日本穀物検定協会などの審査員16人が、炊いたご飯を食べ比べて、香りや粘り、甘み、食感などでおいしいさの順位を決めた。
 2次審査で、「龍の瞳」4点が上位6位の中に入り、最終審査で、岐阜県高山市上宝町のまんま農場(小林達樹社長)で栽培した龍の瞳が最優秀賞に選ばれた。また優秀賞2点、優良賞1点も龍の瞳が受賞するなど上位を独占した。龍の瞳は、第1、2回の同コンテストでも日本一を獲得している。
 龍の瞳は、2000年に、南飛騨の小さな棚田で見つかった新品種。粒が、コシヒカリの約1・5倍と大きく、つやがあり、香りとねばり、甘みがあっておいしいと評判が高い。「龍の瞳」の生みの親の下呂市萩原町の今井隆さん(54)は「おいしい米として認められてうれしい。未来に夢の持てる地域づくりに生かして行きたい」と喜びを語っていた。

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