おしゃれな紙製イヤリング発売 七夕やすずめ踊りなど仙台の風物モチーフ

広告・印刷業のユーメディア(仙台市)が、仙台七夕やすずめ踊りなど地元の風物をモチーフにした珍しい紙製のイヤリングを売り出した。紙を耳に着けるから、名付けて「kamimi(カミミ)」。紙ならではの安全性や軽さが特長で、子育て中でも安心して使える優しさが売りだ。

 商品は「たなばた」「けやきなみき」「すずめおどり」の3種。それぞれイヤリングの金具1組と、図柄や形が異なる紙製の飾り6組が入っており、価格は3種とも送料込み1980円。

 印刷会社の強みを生かし、紙や印刷法を吟味。雨にぬれても破れにくいトレーシングペーパーと、光沢が出る特殊インクを用いて、アクセサリーとしての強度や質感を高めた。飾りを複数枚重ねたり、好みの形に切ったりして、自由にアレンジできるのも魅力だ。

 同社はチラシやポスターなどの印刷を得意としてきたが、近年受注が減少。印刷技術を生かした新たな商品を生み出そうとアクセサリーに着目し、昨夏から開発を進めてきた。担当者は「女性社員が自ら身に着けたくなるデザインと品質に仕上がった。手持ちの耳飾りに、紙の飾りを付け加えて楽しむのもお勧め」と語る。

 販売は、グループ会社が運営するオンラインショッピングサイト「マチモール」などで行っている。連絡先はユーメディア022(224)5151。

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