お盆の仙台空港利用 前年比12.2%増

仙台空港を運営する仙台国際空港(宮城県名取市)は20日、お盆期間(9~18日)の旅客数(速報値)を発表した。国内線と国際線の合計は12万2153人で、前年の同時期を12.2%上回った。コロナ禍前の2019年の同時期には5.3%届かなかった。

 国内線は前年比11.2%増の10万8664人で、19年比は6.6%減だった。帰省や旅行など移動需要の回復を堅調に取り込んだものの、台風5、7号の相次ぐ接近で計18便が欠航した影響があったとみられる。

 国際線はソウル線の増便や上海線の再開などで運航便数が増え、1万3489人と前年を20.7%上回り、19年比も6.5%のプラスとなった。仙台国際空港の担当者は「台湾便などが好調で、訪日客の利用が目立った」と話した。

 仙台国際空港のまとめは23年が8月11~20日、19年は8月9~18日のいずれも10日間が対象。

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