熊本県の蒲島郁夫知事は20日の記者会見で、民間企業や各種団体が販売している、同県のマスコットキャラクター「くまモン」関連商品の2012年の売上高が前年の11.5倍に相当する293億6200万円に達したと発表した。
蒲島知事は「全国規模の企業にくまモンが認知された」と喜びの表情を見せた。県が使用を認めた企業などを対象に実施した調査で分かった。調査に回答していない企業・団体もあることから、実際の売り上げは「もっと多くなる」(知事)という。
同県によると、くまモン利用申請の許諾件数は1月末時点で約8200件と月400件程度のペースで増え、商品の種類が増加している。