こんなはずじゃ…東山紀之は自身の性加害質問に〝萎えた〟 短命社長で終わる可能性

故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐって、ジャニーズ事務所の新社長に就いた東山紀之(56)に早くも暗雲が垂れこめている。被害者の橋田康と先日直接対話を行うなど、退路を断って社長業にまい進しているものの、7日の会見で自身が責められたことに不満タラタラ。そのため周囲からは「嫌気が差して早々に辞めるのでは」とささやかれ始めている。

 東山は7日の会見でジャニー氏の性加害を認めたうえで「今後はこの事実に真摯に向き合うため、私は年内をもって表舞台から引退します。今後は人生をかけてこの問題に取り組んでいきたいと思います」と退路を断って社長業に専念する意志を示した。

 ところが、ジャニーズ事務所が性加害を正式に事実認定したことから、所属タレントとの契約を見直すスポンサー企業が続出。そこでジャニーズは、今月19日に緊急取締役会を開き、藤島ジュリー景子氏が保有する株の取り扱いや、被害補償の具体的方策、そして社名変更に至るまで議論したことを公式サイトで発表した。

 ある芸能関係者は「『会見をすれば何とかなる』『社長が代われば乗り越えられる』といったジュリー氏の甘い見通しが完全に裏目に出た格好です。今は東山が陣頭指揮を執っているというよりも、周りのスタッフが何とか回しているという感じ。後手後手になっていますけどね」。

 それでも東山は、ジャニー氏からの性被害を告白していた橋田康と21日に対面し、直接謝罪するなど社長として性加害問題に積極的に取り組む姿勢も示しているが…。実は周囲から「嫌気が差して辞めてしまうのではないか」とささやかれ始めているという。ある芸能プロ関係者の話。

「事務所の運営に苦戦している上に、東山には『こんなはずじゃなかった』という不満があるんです。7日の会見では自身の過去のハラスメント行為の質問を受けて、気色ばむような場面がありましたが、まさか自分が責められるとは思っていなかったそうです。もちろん、性加害問題でも厳しい質問の集中砲火を浴びてしまった。本人はもっとすんなり終わると聞いていたようで、会見後には『聞いていた話と違う』とこぼしていたようです」

 10月2日には新体制や今後の方針などを報告すると発表しているが、26日にジャニーズ事務所に問い合わせると「現時点で会見を行うかは決まっていない」という。

「会見をしなければしないで批判されるでしょうし、会見をすれば7日の時のように集中砲火を浴びかねない。新社長にとってはつらい立場に追い込まれるのは火を見るより明らかです」(同)

 もともと東山はジュリー氏に近い存在。そのため外部専門家による再発防止特別チームから指摘を受けた〝同族経営〟からの脱却はそもそも難しい。

「そういう意味で短命政権になってもおかしくはない」(同)

 退路を断って新社長に就いた東山の選択は吉と出るのか――。

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