ごみ収集車火災、原因は「加熱式たばこ機器」か 仙台市が分別徹底呼びかけ

仙台市は26日、市のごみ収集車内で25日に発煙が確認され、小型充電池を使った加熱式たばこ機器が原因とみられると発表した。

家庭ごみに「地雷」潜む

 市資源循環企画課によると25日午前11時ごろ、宮城野区福室3丁目で家庭ごみを収集中、車の内部から煙が出ているのを作業員が発見し、119番した。一部黒く焦げたごみ袋と加熱式たばこ機器が見つかったという。

 市内では2022年8月、小型充電池が原因で収集車が燃える火災が発生している。同課の担当者は「収集車や焼却工場での火災のリスクにつながる。分別を徹底してほしい」と呼びかける。

 リチウムイオン電池など小型充電池は週1回、缶・瓶・ペットボトルなどと同じ曜日に黄色い箱で回収している。端子部分にテープを貼って絶縁処理し、電池が取り外せない加熱式たばこ機器やモバイルバッテリー、電動歯ブラシなどはそのまま出すことができる。

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