ご当地麺味わい県境ライド 全国から参加続々

宮城、山形両県をつなぐ国道113号を中心に、沿線2市2町のご当地麺を味わいながら自転車で駆け抜ける「グル麺ライド」が9月24日、山形県高畠町の町文化ホール前を発着点に行われる。タイムを競わない広域観光が目的の初のイベント。全国各地からエントリーが相次ぎ、締め切りの8月3日を前に早くも定員に届きそうな盛況ぶりだ。
宮城県七ケ宿町と白石市、高畠町、南陽市が連携する広域観光事業の一環。高畠町が毎年秋、いも煮などを味わいながらサイクリングを楽しむイベントを主催してきたことから、距離を伸ばして味覚も増やそうと企画した。
コースは2市2町を巡る「大盛りコース」(約115キロ)と、七ケ宿、高畠両町を走る「中盛りコース」(約65キロ)の2種類。途中に休憩所が設けられ、七ケ宿町ではそば、白石市では温麺(うーめん)、高畠町ではひっぱりうどん、南陽市では冷やしラーメンが振る舞われる。
6月30日に参加者募集を開始。7月11日現在、大盛りコースは定員300人に届きそうな勢いで、定員200人の中盛りコースは残り50人ほどとなっている。
事務局の高畠町の担当者は「『大盛り』『中盛り』は距離の長さで、麺の量ではない。運動に差し障らない程度を振る舞うので、風景などを楽しみながら駆け抜けてほしい」とPRする。
参加料(保険代込み)は大盛りコース8000円、中盛りコース6000円。連絡先は高畠町商工観光課0238(52)4482。

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