さくらワイン春に乾杯 台湾・香港へ初輸出

青森、岩手、秋田3県のソムリエやブドウ生産者でつくる北東北ワイン開発プロジェクト協議会は4日、天然サクラ酵母を使った「さくらワイン」を発売する。2005年の販売開始以来初めて、台湾、香港に輸出する。
原料は3県産のヤマブドウで、秋田が94%を占める。主産地の同県小坂町の農園が昨年夏のひょうや台風の影響で収量が落ち、全体の生産量は例年より約2500本少ない1万2500本(720ミリリットル換算)。ブドウの品質は高く、ほんのりとした甘さの残る味わいに仕上がったという。
協議会の小西亭一郎会長は「鮮やかな桜色で海外からの観光客にも人気。東北の料理にも合わせやすい」とPRする。
税込み価格は720ミリリットルが1620円、360ミリリットルが864円。熱処理していない生詰めタイプ(720ミリリットル、1620円)は通販限定で360本。スパークリングタイプ(720ミリリットル)は2160円。連絡先は協議会0187(62)1704。

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