札幌市は2月20日午後4時から会見を開き、道内で5人目となる新型コロナウイルスの感染者を確認したと発表しました。
感染が確認されたのは札幌市に住む日本人の40代の男性会社員です。
男性は2月15日に悪寒などが出て、18日に発熱、19日に医療機関を受診のうえ、新型コロナウイルスの検査を行い、陽性と判明しました。
現在は市立札幌病院の感染症病棟に入院しています。
現在、咳や背中の筋肉痛、倦怠感などの症状はあるものの、重篤ではないという事です。
男性は19日に感染が確認された道内3例目となる40代男性とともに、2月1日から12日まで、さっぽろ雪まつりの大通西2丁目会場のプレハブ小屋スべースで事務作業をしていたということです。
札幌市は2人と濃厚接触した人は感染のリスクが高いと判断、濃厚接触者らの検査を急ぐことにしています。
札幌市では2月14日に道内2人目となる50代男性が、2月19日には3人目の40代男性の感染が確認されていて、これで市内在住者の感染は3例目となります。