2年目を迎えた宮城県産ブランド米「だて正夢」の2019年産米が25日に発売されるのを前に、「出陣式」が24日、仙台市のJR仙台駅東西自由通路であった。村井嘉浩知事や同市が拠点の人気バンド「MONKEY MAJIK(モンキーマジック)」のメンバー4人が「天下を取れるうまさ」とPRした。
モンキーマジックの4人は今年、だて正夢の田植えから収穫まで参加し、生育を見守ってきた。炊きたての新米を味わったブレイズ・プラントさんは「本当においしくて感動した」と話した。
昨年の好評を踏まえ、今年は作付面積600ヘクタール、収穫量3000トンと昨年の倍に拡大。村井知事は「もちもちして甘みがあり、昨年以上においしい。台風19号で被災した農家の方々を励ます意味でも、多くの人に味わっていただきたい」と呼び掛けた。
だて正夢は25日から宮城県内のスーパーで販売。今年は大消費地の首都圏での販売にも力を入れる。