つなぎ・鶯宿温泉3ヵ月間入り放題 「手形」発売

盛岡市のつなぎ温泉と雫石町の鶯宿温泉の宿泊施設でつくる「つなぎ・鶯宿温泉地産馳走(ちそう)プロジェクト委員会」は12日、日帰り入浴が何度もできる「温泉手形」を発売する。1枚7000円で、両温泉の計7カ所の温泉が約3カ月間、入り放題になる。
利用期間は13日~4月17日。対象施設は、つなぎ温泉がホテル紫苑、愛真館、四季亭の3カ所。鶯宿温泉はホテル森の風鶯宿、長栄館、ホテル加賀助、偕楽苑の4カ所。
期間中は手形を提示すれば、日帰り入浴が何度でもできる。手形は記名式で購入した本人だけが使える。各ホテルの通常の日帰り入浴料は500~1000円。
販売は12日午前9時から盛岡市のイオンモール盛岡1階特設会場で。限定700枚で、購入は1人2枚まで。毎年、発売後1週間ほどで完売するという。
つなぎ、鶯宿の両温泉は車で10分ほどの距離。かつては盛岡市の奥座敷として競合していたが、協力して集客を増やそうと、3年前に手形の販売を始めた。
プロジェクト委員会の担当者は「県内外から訪れてもらい、湯巡りを楽しんでほしい」と呼び掛けている。連絡先は長栄館019(695)2121。

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