25日、FNNビデオPostに投稿された、夕方の住宅街の写真。
何の変哲もないが、見上げてみると、おかしい!
別の写真でも、やっぱり変。
空が紫色だった。
この空は、25日午後6時半ごろ、千葉市で撮影。
投稿者によると、「鮮やかな紫で、不気味なほどでした」という。
さらに、ネット上も「空が紫になってた。俺地獄行きか」など、ざわざわ。
紫の空は、なぜ出現したのか。
フジテレビ・三井気象予報士は、25日は千葉市でも雨が降り、地上と雲が近かったため、何らかの光が反射したのではないかと推測する。
しかし、千葉市の観光協会によると、把握しているかぎり、光を使ったイベントなどは開催されていないとのこと。
では、この紫色の空は、いったい何なのか。
取材を進めていく中で、有力な情報が。
株式会社OSMIC・鈴木正人さん「わたしたちでミニトマトを栽培してる。日照時間を補うために、LEDライトで補光している。甘いトマトを作るために必要だし、成長を促進させるためにも必要」
原因は、トマト農園のLED(発光ダイオード)ライト。
夜でもトマトが成長できるよう、青紫色のライトを使っていた。
株式会社OSMIC・鈴木さん「びっくりする住人もいたが、説明をして理解をもらい、行っている」
紫の空は、自然の恵みをはぐくむ現象だった。