スピード違反の取り締まりを街中の生活道路などどこでも行えるようにするため、愛知県警は今年度中にも小型の自動速度計測装置の運用を始める。
埼玉県などで試験運用が始まっているが、本格導入は初めて。子どもたちの通学路を中心に、歩行者を危険にさらす乱暴な運転に目を光らせる。
住宅地の生活道路で、幹線の抜け道に使われる場所では速度超過など荒い運転が目立つ。愛知県警交通指導課によると、以前から通学路などで取り締まりの強化を求める声が上がっていた。
新たに導入する装置は縦と奥行きが50センチ、横26センチと小型で重量約25キロ。三脚を立て、狭い場所でも設置できる。速度超過を感知すると自動的にシャッターを切り、車のナンバーを記録する。