東日本大震災の影響で、引き続き電力の供給力不足が見込まれるとして、仙台市は1日、市民とともに節電の取り組みを進める「省エネ・節電運動2011冬の陣」を始めた。
期間は来年3月31日までの4カ月間。市役所では児童館や市民センターなど、実際に稼働している関連施設を含め、総電力使用量を前年度比で5%削減を目指す。
また、今月中旬にも節電の事例などを盛り込んだ「省エネ・節電推進ホームページ」を開設し、無理のない範囲で節電行動を市民に促したり、ごみ減量推進キャンペーンを展開したりして協力を呼び掛ける。
市は夏場の電力不足解消に向け、7月からの3カ月間を節電強化期間に設定。庁内の消費電力量を、前年比で25.5%(目標20%)削減した。企業や家庭の実績も17.2%(15%)に達した。