お金が貯まる人は量より質にこだわって働く
お金が貯まる働き方って、残業をたくさんすれば良いのでは? とか、バイトを掛け持ちすればOKだよね等、アイディアはいろいろと出てくると思います。しかしながら、必ずしもたくさん働いたからといってお金が貯まる訳ではありません。
自ら楽しみを見つけて働く
最も大切なことは、与えられた仕事を楽しむということが挙げられます。簡単に言うと「やりがい」が感じられれば、楽しく働けるのではないでしょうか?自分は第一志望の会社で働いている訳ではないし…とか、やりたくない仕事で面白くないし…と思っている人もいることでしょう。 とはいえ、どのような会社の仕事であっても、与えられた仕事のなかでアイディアを出して効率よく働くことはできます。
たとえばコピー取り。この仕事は自分ではなくても…と考えてしまいがちですが、コピーひとつとってもきれいにかつスピーディにコピーするためにはソート機能を使う、原本を作る場合には黒く写っている部分は切り張りして紙詰まりを防ぐ等、少し考えただけでも、その人のセンスが問われる仕事だったりするのです。一見するとつまらないと思える仕事にこそ、他の人との差を見せつけるチャンス! 雑用とも思える仕事であっても、見方を変えるだけで楽しく仕事ができるようになりますよ。
効率化を図るために段取りを組む
みなさんは仕事をするとき、スケジュールを立てていますか? 特にサラリーマンの場合、与えられた仕事をこなすことに精いっぱいでスケジュールを立てずに何となくこなしているだけかもしれません。でも自分がしなければならない仕事の効率化を図るためには、まずは業務内容を把握して、何からこなしていくと良いのかを考えていくことが大切なのです。仕事が効率よくできるようになると余裕が生まれますので、落ち着いて仕事ができるようになります。更にはミスの削減、提出期限遅れなどの防止にも役立ちます。
無駄な作業を見直す
効率化とリンクしますが、その業務って必要? と思う仕事があるのなら、上司や同僚と話し合って見直すことが必要です。自分の業務が軽減できれば他の人の業務を手伝うことはできますし、新たな業務を経験するチャンスも生まれてきます。ただし、自分が面倒だからと言って根拠もなしに見直しを提案するのはNG。基本のスタンスとして、みんなの業務に役立つという目線で見極めていくことが必要です。
仕事の仕方と家計の運営は同じ
お金を貯めるためには、稼ぐとともに時間的なゆとりや精神的な豊かさも欠かせません。今回掲げた「楽しむ」「効率化」「無駄の見直し」等は、仕事だけでなく家計の運営にも役立ちます。お金を貯められるという人は、仕事も家庭も同じマインドを持って接しており、「ブレがない人」であることが多いように思いますし、会社の備品も自分のモノと同じように大切に扱います。
モノを大切にする気持ちは、お金を貯めるのには大切なマインドのひとつ。お金が貯まる働き方とは、会社も自分の家庭のように向き合うことです。この気持ちを持って取り組むことが、仕事を成功に向かわせ、ひいてはお金が貯まる働き方へと変化させることになるのです。
(文:飯田 道子)