なぜ岩手で就職?「地元に愛着」最多47・1% いわぎんリサーチ調査

いわぎんリサーチ&コンサルティング(盛岡市)は、岩手県内の企業の新入社員を対象にしたアンケート結果を公表した。就職先として県内企業を選んだ理由(複数回答)は「地元への愛着がある」が47.1%で最も多く、「家族や友人が近くにいる」(29.1%)「希望の会社があった」(26.2%)が続いた。

 就職先の選択で重視した事項(複数回答)は「仕事の内容に興味がある」(38.0%)「堅実で安定性がある」(29.2%)が多かった。

 就職活動の感想は「大変厳しかった」と「厳しかった」の合計が24.3%となり、2015年以降で最も低かった。新型コロナウイルスが就職に影響した21~23年は30%超だった。

 担当者は「就職活動は売り手市場で、採用側にとって厳しい状況となっていることが分かる」と話した。

 調査は毎年3~4月に実施。今年は62社の173人が回答した。

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