「日本は教育水準が高い」とよく言われますよね。しかし、他にももっと教育制度が整っていて、優秀な人が多い国はたくさんあるものです。
世界でどの国が最も賢い国なのでしょうか? 気になる女性のために、英語圏のランキングサイト『OMG Top Lists』から”世界の賢い国”トップ10をご紹介します。
■10位:ルクセンブルク、スイス
ルクセンブルク、スイスは小さな国ですが、賢い国ランキングの10位にランクイン。
ルクセンブルクには大学がひとつしかありませんが、多言語国家のため、子どもの頃からドイツ語、フランス語、英語教育を受けています。
そしてスイスは、州ごとに教育制度が大きく異なりますが、世界保健機関や国際労働機関などの国際機関の本部がたくさん集まっている国です。
■9位:イスラエル
9位のイスラエルも、教育制度が優れています。大学は全て公立で、学費がとても安いので学びやすい国です。
徴兵制度があり、軍事国家のイメージが強いですが、インテルやマイクロソフト、グーグルなどの世界的に有名な企業の研究所や支社があり、アメリカのシリコンバレーと肩を並べるほど優秀です。
■8位:カナダ
カナダも、ほとんどが公立大学。大学によって大きなレベルの違いがなく、世界的に見ても教育の質が高いといわれています。
そのため、カナダの大学で学位を取得しようと世界中から優秀な留学生が訪れます。
■7位:イギリス
紳士淑女の国・イギリスは、世界的に価値がある、科学的な発明をたくさんしています。
例えば、蒸気機関車、ワールド・ワイド・ウェブ、水素、電動モーターはイギリス人の発明です。また教育制度が非常に複雑で、義務教育以上のコースはとても多様化しています。
■6位:フィンランド
フィンランドは、大学までの学費が無料で、授業の時間が他国に比べて少ないです。にも関わらず、生活を楽しみながら、世界でトップクラスの成績を叩き出しています。また、フィンランドは科学技術先進国でもあります。
■5位:シンガポール
シンガポールは、毎年多くの観光客が訪れる美しい国ですが、教育熱心な国でもあります。
国家予算の20%を教育にあてていて、パソコンやスマートフォンを使ったIT教育が行き届いています。大学が4つしかないため、小さい頃から忙しいです。
■4位:ドイツ
4位にランクインしたのは、ドイツ。BMWなど、世界でも優れた車を生産している国ですよね。
小さい頃から自分の将来について考えないといけない教育制度で、小学校の次の進路で大学に行けるかどうかが決まってしまいます。しかし、これにより劣等感が生まれることが問題になっています。
■3位:アメリカ
アメリカは、賢い国3位にランクイン。日本よりずっと学歴社会で有名ですよね。優秀な子どもは優遇され、飛び級もできます。
このような背景もあって、アメリカは世界に衝撃を与えるような素晴らしい製品をたくさん作り、宇宙開発のような非常に先進的な取り組みにも注力しています。
■2位:韓国
韓国の教育水準も、トップレベルです。
そして近年では、ロボット産業が著しく成長しています。韓国の人型ロボット『HUBO』は二足歩行し、ダンスを踊ることで有名です。音声認識機能も素晴らしく、ロボット開発の教科書になる日も近いかもしれません。
■1位:日本
なんと賢い国1位は日本! 私達は日本にいるので気付かないかもしれませんが、世界的に見ても教育水準が高く、優秀な人が集まっている国なのです。
また、日本の宇宙探査機は非常に賢いと評価されています。日本初の金星探査機『あかつき』は2015年末にまた金星周回軌道投入されると発表されており、世界中の注目が集まっています。
日本が1位に選ばれていると、何だか嬉しくなりませんか?
海外にも興味がある人は、たまに海外事情を知るとちょっと羨ましくなることもあると思います。しかし、日本はこんなに素晴らしい側面もあるのです! これからも、日本人であることを誇りに思っていきたいですね。
【参考】
※ Top 10 Smartest Countries in the World - OMG Top Lists