のぞみ192本運休へ 19~31日、初の大規模運休

JR東海は13日、春休み期間の19~31日に東京―新大阪間で運行を予定している東海道新幹線「のぞみ」のうち計192本を運休すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置。感染症を理由にした大規模な運休は初めてという。

 「ひかり」「こだま」の運休はない。該当する列車を予約していた客には払い戻しに応じる。「4月以降も一部の列車を運休する可能性がある」としている。

 同社は、出張や観光利用の減少により、3月1~9日の東海道新幹線利用者が前年同期に比べて56%減ったと発表していた。14日に改定する新ダイヤで、1時間あたりにのぞみを運行する最大本数をこれまでの10本から12本に増やし、19日を「12本ダイヤ」の初日とする計画だったが、先送りとなった。(田中恭太)

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