県立大(射水市黒河・小杉)の東側農地に植えた約5万本のヒマワリで造られた「ひまわり迷路」の開園式が3日行われ、黒河保育園の年長児22人が歩き回っ て楽しんだ。 環境教育と地域貢献事業の一環として同大と同市が毎年実施。ことしは6月に全学科の1年生260人と同保育園児が種をまいた。 迷路のデザ インは学生から募り、工学研究科生物工学専攻博士前期課程1年の中宮ひかるさんが笑う猿を描いた「さる2016」を選んだ。苗が一定の高さに育ってから、 通路部分の苗を抜き取って迷路を完成させた。 開園式で石塚勝学長、稲垣和成同市産業経済部長、同保育園の高山千歳ちゃん、松本真依ちゃんがテープカッ ト。園児らは早速、迷路に入り、自分たちの背丈を上回る高さ約1・8メートルのヒマワリに歓声を上げていた。 迷路は一般開放され、6日に同大で開催され る「ダ・ヴィンチ祭」の来場者らに自由に摘み取ってもらう。学生は、花の種でバイオディーゼル燃料作りにも取り組む。