ひろゆきが呆れる「関わらない方がいい人」ワースト3

SNS上で常に話題になるインフルエンサー・実業家の、ひろゆき氏。彼の代表作『1%の努力』では、彼の「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語っている。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健 初出:2021年11月11日)

なるべく関わらない方がいい人

 人間関係で悩んでいる人は、本当に多いですよね。どんな悩みも突き詰めれば人間関係にぶち当たります。

 人間関係で悩まないためには、自分なりの「ルール」をつくるのがポイントです。僕の場合は、「なるべく関わらないほうがいい人」を決めています。そうすることで、ムダに考えることが無くなったり、割り切って付き合うことができたりするので、おすすめです。では、詳しく紹介していきましょう。

第3位は「感謝を口にしない人」

「ありがとう」を言ったら負けだと思っている人がいます。そういう人とはできるだけ関わらないほうがいいでしょう。

 人は感謝を伝えることで、まわりの人を幸せな気分にします。それにかかるお金は「ゼロ円」ですし、口にして損することはありません。

 どんなに口ベタで引っ込み思案の人でも、「ありがとう」くらいは伝えることができます。

 それなのに、わざわざ「ありがとうを言わないようにしている」というのは、周りを幸せにする気がないということです。自分が「ありがとう」を言われた回数も、おそらく少ないと思います。だから、相手がどう思うかが理解できないんですよね。

 せっかくの好意や苦労も無下にされる可能性も高いので、できれば距離を置いて付き合ったほうがいいと思います。

第2位は「人脈づくりに忙しい人」

 次に関わりたくないのは、「知り合いを増やすことが目的化している人」です。

 人脈という言葉があるように、人と知り合うことは価値のある行為だと世の中では言われています。

 しかし、人生においてあなたの時間は有限です。どんなに睡眠を削って人付き合いに時間をかけようとしても、知り合いが増えれば増えるほど1人にかける時間は減ります。

 知り合いが多い人に限って、本当に助けてもらいたいときに助けてくれなかったりします。それだけ、1人の人を軽く扱っている可能性が高いのです。

 一度会って顔だけ知っているような関係だと、リスクがあるときに離れていきます。よく、失敗した起業家から人が離れていくことが言われますが、それと同じことが起こるのです。

 あなたのことをフェイスブックの友達の1つとか、Twitterのフォロワーの1つとか、他業界の知り合いの1つとしてしかカウントしていないようならば、相手にせずに軽く付き合う程度にしましょう。

第1位は「地元のイヤな奴」

 さて、第1位なのですが、それは「地元にいた、どうしてもイヤな奴」です。

 子どもの頃の人間関係は、とても窮屈なものです。小学校や中学校は、住んでいる地域で決まることがほとんどです。ただ同じ地域に住んでいる同い年というだけで、教室の中に集められて長い時間を共にします。

 クラスで40人がいるとして、他の39人全員と仲良くなることはかなり難しいです。

 一度ちゃんと遊んだり、じっくり話をしたりすれば別ですが、ほとんどは「なんとなく好きじゃない」「なんとなく嫌いかも」という人がいるはずです。

 中には、イジめてきたり、敵意をむき出しにしてきたりする奴もいたでしょう。そういう人は、絶対に一定数、現れてしまいます。

 子どもの頃なら、我慢したり対処したりする必要があったかもしれません。しかし、大人になってからは関係ありません。

 成人してからも惰性で付き合っていた関係も、大人になってしまえば、一方的に断ち切ることができます。それができてようやく大人になるのかもしれません。とにかく、「どうしてもイヤな奴」から距離を置くことは絶対にやるべきことです。

 これまで関わってきた人の全員と仲良くできると思い込むことより、どうしてもイヤな奴はイヤなままなんだと割り切れることを覚えるほうが自分のためになります。

 自分なりのルールを作って、できるだけ関わらない人を決め、あまり消耗しすぎないように暮らせるようになりましょう。

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