ふなっしー 経済効果8000億円、偽者まで現れる大人気の秘密とは!?

 6月1日、兵庫県高砂市の市制60周年のイベントに、偽の「ふなっしー」が現れ、警察官に事情を聞かれる騒ぎが起きた。犯人は、20代の男性だったという。
「自分の子供を喜ばせるために着た、と犯人は答えていますが、同様の事件がこのところ頻繁に起きています」(写真誌カメラマン)
 何しろ、ふなっしーによる経済効果はおよそ8000憶円と言われ、連日のテレビ出演に加え、全国からイベントのオファーも殺到。昨年末にはCDデビューを果たしている。
 もはや、国民的アイドルと言っても過言ではない。
「元々船橋市を盛り上げようと、船橋市在住のデザイナーが考えたのがふなっしー。だから、ビジネスライクじゃないところが好感を持たれているんです。去年も船橋市の特産の梨が、猛暑の影響で取れ過ぎて困っていたところを救ったのもふなっしーなんですよ。
 船橋市の梨農家が経営する50以上の直営所と駅周辺の30以上の飲食店が一緒になってPRイベントを行って、船橋市だけで1億円以上の経済効果があったと言われています。ふなっしーは、キャラクター使用料も一切受け取らず、無償で協力してくれたと聞いています」(テレビ局関係者)
 そこで気になるのが、ふなっしーの中に入っている小さいおじさんの存在である。
「ふなっしーは個人事務所ですから、事務所に電話すると本人が出ます。キャラの声とは違って、随分腰が低く言葉づかいも丁寧な方ですよ。実は船橋市出身ではなく、横須賀市の出身らしいという噂を聞きました」(前出・テレビ局関係者)
 梅雨から夏にかけて、着ぐるみにとってはつらい季節がやってくる。ふなっしーを待つ全国のファンのためにも、そろそろ兄弟を登場させてもいいのではないか。

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