まさかの岩手県がトップ! 接触確認アプリ「COCOA」インストール率

厚生労働省が6月19日にリリースした、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」を知っている人はどのくらいいるのだろうか。20歳以上の男女に聞いたところ、「知っている」と答えたのは63.15%であることが、ユーザー参加型のコミュニティ「みんなのランキング」の調査で分かった。

 「オックスフォード大学の研究によると、人口の約60%がアプリを使用すると、局地的な流行を抑えられると言われている。単純に知名度だけを見ればその値に到達している状況だ」(みんなのランキング)。ただ、「インストールした」と答えたのは9.25%、「インストールしていない」は88.35%。「国民普及率6割を目指すとされるこのアプリ、完全に機能するにはまだほど遠いようだ」(同)

 「インストールした」という人を都道府県別にみると、1位は「岩手」。岩手県といえば、47都道府県で唯一コロナウイルスの感染者が確認されていない。「引き続き“感染者ゼロ”を目指す県民一人一人の意識の高さが表れているといえそうだ」(同)。2位は「大阪」、次いで「埼玉」「山梨」と続いた。

 インストール率ランキングで最下位だったのは「奈良」。次いで「香川、岡山」、「和歌山」「福岡、滋賀、愛媛、神奈川」という結果に。福岡と神奈川は比較的感染者が多いが、接触確認アプリを利用している人は少ないようだ。

 インターネットを使った調査で、20~90歳の男女2000人(都道府県調査:2322人)が回答した。調査期間は6月25日から28日まで。

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